'10春季リーグ戦

チーム成績

勝敗:6勝4敗 3部2位
攻撃:安打96 打点64 犠打27 盗塁47 打率.280 出塁率.367
守備:失点50 失策23 防御率3.30

投手成績(勝利数順)

    登板・勝・負・セ・投球回数・打者・被安打・奪三振・与四死球・失点・自責・防御率
平林③  8  4  3  1 59 1/3   258  41     42   40   27   14  2.12
今村④  4  2  0  0 12 2/3   52  10   4     3     6   3    2.13
宮松③  5  0  1  0 15 1/3   79  16   6     18     17   15  8.80

打者成績(打率順)

     打席・打数・安打・打点・犠打・盗塁・四死球・三振・二・三・本・打率・出塁率・得点圏
鈴木③  51 41 16 14 3  6  7   3  3 0 1 .390 .469  .444
鎌田②  53 44 15 7  2  9  7   0  1 1 1 .341 .431  .214
伏見②  45 34 11 8  6  7  5   5  2 0 0 .324 .410  .308
村田④  43 35 11 8  0  3  8   3  2 0 1 .314 .442  .294
中里③  50 36 11 7  3  4  11  1  2 0 0 .306 .458  .263
川口③  38 32 9  3  3  1  3   9  2 0 0 .281 .343  .167
平林③  38 33 9  7  1  4  4   2  0 0 0 .273 .342  .286
竹原②  12 11 3  2  0  0  1   2  0 0 0 .273 .333  .143
宮松③  6  4  1  2  0  1  2   3  0 0 0 .250 .500  .500
和田(高) ②47 34 8  3  4  10 9   8  0 0 0 .235 .395  .250
長谷川② 16 13 1  1  2  0  1   5  0 0 0 .077 .143  .000
浦本②  31 24 1  2  3  1  4   5  0 0 0 .042 .179  .100
小畑④  3  2  0  0  0  1  1   0  0 0 0 .000 .333  .000

※丸数字は学年

第1戦 10/4/3(土) vs日本工業大 日工大G 第2試合 ×2-3(延長10回サヨナラ)

      1 2 3 4 5 6 7 8 9 10  計
東京農工大 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1  2
日本工業大 0 0 0 0 0 0 1 0 0 2×  3
  勝:中西
  敗:平林  (農工大3年)…0勝敗0S 《今季》
二塁打:(農)伏見 (日)清水,渡邊,横堀

春季リーグ第一戦。新チームになって初の公式戦を白星で飾りたい。
先発はエース平林。
先攻の農工大は初回、先頭の鎌田が四球で出塁すると2番伏見がきっちり送り、さらに三盗を決めて一死三塁。ここから3番鈴木も四球から盗塁を決め、5番和田もフォアボールで出塁し満塁のチャンスを作るが、この回は無得点に終わる。
2回表、先頭村田が四球で出塁。8番浦本のバントで一死二塁のチャンスを作るが、ここもランナーを返すことができない。
3回にも先頭の伏見が四球を選ぶが後が続かない。
5回表、9番平林が相手エラーで出塁。1番鎌田が送り一死二塁とすると、ランナー平林の三盗に相手捕手が悪送球。ノーヒットで1点を先制する。農工1‐0日工
6回表、4番中里がレフト前にチーム初ヒットを放ち、5番和田の犠牲バントでランナーを二塁に進めるが、ここは無得点。
一方守備では、平林が6回まで3安打に抑え、犠牲バントを併殺に仕留める好プレーもあり、相手打線を封じ込める。
しかし7回裏、先頭をエラーで出塁させ、バントと進塁打で二死三塁とされる。ここで相手9番にライト前にヒットを打たれ、同点に追いつかれる。農工1‐1日工
直後の8回表、2番伏見が右中間にツーベースを放ち、3番鈴木が四球、5番和田が送りバントで二死二三塁とするが、ここでも一本が出ない。
9回は両者三者凡退に終わり、初戦から延長戦に突入する。
10回表、先頭鎌田がセンター前にヒットを放ち、盗塁、2番伏見のバントで一死三塁と勝ち越しのチャンスを作ると、3番鈴木が前進守備の内野を抜く鋭いヒットを放ち、勝ち越しに成功する。農工2‐1日工
その裏、先頭から死球、四球を与え無死一二塁のピンチを迎えるが、続く打者の送りバントを三塁で封殺する。しかし相手4番に左中間への二塁打を打たれて同点とされ、なおも一死二三塁のピンチ。相手代打に対して満塁策をとるも、続く打者にセンター前に運ばれ、サヨナラ負けを喫した。
9回まで1失点に抑えていた平林を、わずか4安打の拙攻で打線が援護できず、延長の末逆転サヨナラ負け。
次戦以降では打線の奮起に期待したい。

( 農工:0勝1敗 )  【文:鎌田 真実(2年)】

第2戦 10/4/4(日) vs東京理科大 日工大G 第2試合 ×2-7

      1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
東京理科大 1 3 0 1 1 0 0 1 0 7
東京農工大 0 1 0 1 0 0 0 0 0 2
  勝:上田
  敗:宮松  (農工大3年)…0勝敗0S 《今季》
二塁打:(理)伊東 (農)鈴

春季リーグ開幕二連戦の二戦目。相手はオープン戦では勝利している東京理科大。昨日の負けを取り返したい。
公式戦初先発の三年宮松をマウンドに送る。
初回表、二死からヒット、四球、ヒットでいきなり1点を先制される。理科1‐0農工
1回裏、2番伏見が内野安打で出塁。3番鈴木もレフト前にヒットを放ち、一死一二塁とすると、4番中里のセンターフライの間に三塁を陥れ、二死一三塁。しかし一塁ランナーの盗塁を相手捕手の好送球に阻まれ、無得点に終わる。
2回表、四球と三本のヒットでさらに3点を失う。理科4‐0農工
その裏、6番川口がライト前ヒットで出塁。8番竹原のショートへの内野安打で二死一三塁とすると、9番浦本がファーストへの当たりが内野安打となり、1点を返す。理科4‐1農工
4回表、またも二死からヒットと二つの死球、ワイルドピッチで1点を失う。理科5‐1農工
その裏、6番川口が相手センターのエラーで出塁すると、7番村田がセーフティバントを決め、一死一三塁とすると、8番竹原がレフトへタイムリーヒットを放ち、1点を返す。理科5‐2農工
5回表、フォアボールと犠牲フライで1点を奪われる。理科6‐2農工
6回裏、無死から6番川口、7番村田が連続ライト前ヒットでチャンスを作るが、このランナーを返すことができない。
7回表、フォアボールとヒットで無死一二塁のピンチを迎えるが、ヒットエンドランをかけた打球がセンターフライとなり、ランナー二人が戻れずトリプルプレーでピンチをしのぐ。
その裏、先頭の伏見がライト前ヒット、続く3番鈴木がレフトへ二塁打を放ち無死二三塁のチャンスを作る。しかし後続が倒れて得点できない。
8回、ヒットと死球、四球で一死満塁とされると、農工大はピッチャーを今村にスイッチ。ワイルドピッチでランナーを返してしまうが、失点はこの1点に抑える。理科7‐2農工
8回裏、8番竹原が内野安打で出塁するが、併殺に打ち取られる。
9回裏も二死から3番鈴木が四球で出るが、このランナーも進められず、大差で敗北。二敗目を喫した。
農工大は12本もの安打を放つも最後の一本が出ず、わずか2得点に終わった。
開幕二連戦二連敗。出鼻を挫かれる形となったが、気持ちを切り替え、残り8試合を全勝するつもりで全力で戦う。

( 農工:0勝2敗 )  【文:鎌田 真実(2年)】

第3戦 10/4/11(日) vs東京外語大 日工大G 第1試合 ◯15-1(7回コールド)

      1 2 3 4 5 6 7 計
東京外語大 0 0 0 0 1 0 0 1
東京農工大 2 3 6 0 4 0 × 15
  勝:平林  (農工大3年)…勝1敗0S 《今季》
  敗:場目
三塁打:(農)鎌
二塁打:(農)鎌田,中里,平林

リーグ第三戦、相手は東京外語大。相性のいい相手で開幕連敗を食い止めたい。
先発は平林。
初回裏、後攻の農工大は先頭の1番鎌田が右中間にツーベースを放ち、三盗を決めて無死三塁とすると、続く2番伏見のセンター前へのタイムリーヒットで早くも1点を先制する。外語0‐1農工 さらに盗塁と進塁打でチャンスを作ると、5番村田がライトへタイムリーヒットを放ち、初回に2点を先制する。外語0‐2農工
続く2回裏、8番平林がレフトへツーベースを放ち、三盗を決める。さらに四球でチャンスを広げ二死一三塁とすると、相手のバッテリーエラーで1点を追加する。外語0‐3農工 ショートの伏見が守備で負傷したため、急遽代打に送った長谷川が四球を選び、もう一度二死一三塁のチャンスを作ると、3番鈴木、4番中里が連続でタイムリーヒットを放ち、さらに2点を追加する。外語0‐5農工
3回裏、先頭の6番川口が相手失策で出塁すると、続く7番和田がライトへヒットを放つ。バントの失敗もあり二死一二塁となるが、1番鎌田がセンターへのスリーベースを放ち、ランナー二人が帰る。続く守備から途中出場の2番小畑が四球で出塁、盗塁を決めると3番鈴木がセンター前にヒットを放ち、さらに2点を追加する。続く4番中里が相手レフトの失策でランナーを帰すと、5番村田が四球、6番川口がレフトへヒットを放ち満塁とする。続く7番和田の内野ゴロを相手サードが悪送球でさらに1点を追加。この回打者一巡、一挙6点を奪い試合を決定づける。外語0‐11農工
一方、先発の平林は制球に苦しみながらも要所を締め、得点を許さない。守備ではアクシデントが重なり、応急処置的な内野陣を組むことになったが、失点を5回二死一三塁からディレードスチールを決められた1点に抑える。外語1‐11農工
5回裏にも先頭の3番鈴木が四球で出塁後、4番中里がレフトへツーベースを放ちチャンスを広げると、相手失策と三つのフォアボールで4点を奪う。外語1‐15農工
7回表、農工大はピッチャーを宮松にスイッチ。四球を一つ与えるが最後の打者を見逃し三振に切って取り、7回コールド勝ちで春季リーグ初勝利を収めた。

開幕二連敗の鬱憤を晴らすかのように打線が爆発し、大量15得点で今季初勝利をコールド勝ちで飾った。農工大はこれで一勝二敗。次戦以降も好調の打線を維持し、勝利を重ねたい。

( 農工:1勝2敗 )  【文:鎌田 真実(2年)】

第4戦 10/4/18(日) vs東京工科大 日工大G 第2試合 ◯9-5

      1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
東京農工大 0 2 2 0 0 5 0 0 0 9
東京工科大 0 0 1 0 0 1 1 0 2 5
  勝:平林  (農工大3年)…勝1敗0S 《今季》
  敗:斉藤
本塁打:(農)鈴木(3ラン),村田(2ラン)

春季リーグ第四戦。相手は東京工科大。一勝二敗の農工大はこの試合に勝って勝率を5割に戻したい。
先発は平林。
初回表、先頭の鎌田がライト前ヒットで出塁するが、バントの空振りで塁を飛び出しタッチアウト。その後2番和田が相手エラーで出塁するが、この回は無得点。
2回表、先頭の5番村田がライト前ヒットを放つと、6番川口がきっちり送り、さらに三盗を決めて一死三塁とすると、怪我をおして出場していた7番伏見がライト前にタイムリーヒットを放ち、1点を先制する。続いて9番長谷川がライト線にヒットを放ち二死一三塁とすると、三塁ランナーの平林がディレードスチールを決め、この回2点を先制する。農工2‐0工科
3回表、先頭の1番鎌田が四球で出塁すると、2番和田が送りバントを決める。続く3番鈴木が死球で出塁し、チャンスを広げると、4番中里がレフト前へタイムリーヒットを放つ。続く5番村田の打球を相手投手がフィルダースチョイス、この回2点を追加する。農工4‐0工科
その裏、先頭をエラーで出塁させると、死球でランナーを進め、3番にライト前へタイムリーヒットを打たれ、1点を失う。農工4‐1工科
4回表、二死から1番鎌田がライト前ヒットを放ち、相手エラーが絡み二死三塁とするがこのランナーは還せない。
5回表、一死から4番中里、5番村田が連続センター前ヒットを放ち、6番川口が送ってチャンスを広げるも、ここは無得点に終わる。
6回表、先頭の8番平林がレフト前ヒットを放つと、9番長谷川がきっちり送り、さらに2番和田がレフトへクリーンヒットを放ち二死一三塁とする。続く3番鈴木の放った打球はレフトポール際へ吸い込まれスリーランホームランとなり、工科大を突き放す。さらに4番中里がセンター前ヒットで出塁すると、5番村田がこの回チーム2本目のホームランをライトポール際に叩きこみ、この回一挙5点を奪う。農工9‐1工科
その裏、先頭をエラーで出すと、ヒット二本で1点を失う。農工9‐2工科
7回表、先頭の7番伏見がライト前にヒットを放つが、このランナーは還らない。
7回裏、この回からピッチャーを4年の今村に代える。ヒット二本と犠牲フライで1点を失う。農工9‐3工科
8回表、2番和田が四球で出塁後、相手エラーと進塁打で三塁まで進むが、この回は無得点。
最終回、農工大はピッチャーを宮松にスイッチ。ヒットと四球でピンチを作ってしまうが、ショート伏見のファインプレーに助けられ、2失点に抑えて今季2勝目を挙げた。農工9‐5工科

序盤から走塁のミスが目立ったが相手のミスに助けられ、好調の打線も爆発して14安打9得点で今季2勝目。連勝で勝率も5割に復帰した。来週は土日二連戦。勝って優勝争いに食い込みたい。

( 農工:2勝2敗 )  【文:鎌田 真実(2年)】

第5戦 10/4/24(土) vs電気通信大 日工大G 第2試合 ◯12-10

      1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
東京農工大 0 1 1 0 0 5 0 2 3 12
電気通信大 6 0 0 2 0 0 0 2 0 10
  勝:今村  (農工大4年)…勝0敗0S 《今季》
セーブ:平林  (農工大3年)…2勝1敗S 《今季》
  敗:上村
本塁打:(農)鎌田(2ラン)
二塁打:(農)鈴木,平林 (電)永田

バッテリー
(農)宮松,今村,平林-鈴木
(電)北原,上村,内田-内田,上村

リーグ第五戦。中盤の二連戦、一戦目の相手は電気通信大。勝って前半戦の勝ち越しを決めたい。
先発は宮松。
初回、2番和田が四球を選ぶが、この回は無得点。
その裏、電通大の先頭打者にヒットを許すと、2つの四球と3本の長短打を浴び、打者一巡、一挙に6点を先制される。農工0‐6電通
2回表、一死から6番伏見、7番浦本が四球で出塁。バッテリーエラーと盗塁で二三塁とすると、8番川口のセカンドゴロの間に1点を返す。農工1‐6電通
3回表、先頭の1番鎌田が内野安打、2番和田も相手エラーで出塁すると、盗塁とバッテリーエラーで二三塁とする。4番中里のサードゴロの間にランナーが還り、この回も1点を返す。農工2‐6電通
4回表、一死から8番川口が四球で出塁、盗塁を決めチャンスを作るが、このランナーは還せない。
4回裏、先頭から2本のヒットと四球で2点を奪われ、再び6点差とされる。農工2‐8電通
6回表、二死から8番川口がセンター前ヒットで出塁すると、代打平林を送る。ここで平林が左中間へタイムリーツーベースを放ち、1点を返す。すると続く1番鎌田がまさかのツーランホームラン。さらに2点を返す。続く2番和田が四球で出塁し、盗塁で二死二塁と再びチャンスを作ると、3番鈴木がセンターへタイムリーツーベースを放ち、1点を追加。4番中里の打席で二塁ランナー鈴木の三盗に相手捕手が暴投し、1点を奪う。この回に一挙5点を返し、1点差に詰め寄る。農工7‐8電通
その裏、農工大はピッチャーを4年今村にスイッチ。一死からセーフティバントを決められるが、このランナーの盗塁をキャッチャー鈴木が刺殺。3人で攻撃を終わらせる。
8回表、先頭の9番平林、1番鎌田が四球で出塁すると、2番和田のバントを相手投手が失策し、無死満塁のチャンスを作る。ここで4番中里、6番伏見が四球を選び、この回ノーヒットで2点を奪い、ついに逆転する。農工9‐8電通
その裏、先頭をエラーで出すと、ヒットと四球で二死満塁とされると、内野ゴロを暴投して2点を奪われ、逆転される。農工9‐10電通
1点ビハインドの最終回表、先頭の8番川口がライト前ヒットで出塁すると、9番平林が死球を選び、進塁打で一死二三塁とすると、2番和田がレフトへ値千金の2点タイムリーヒットを放ち、再逆転に成功する。さらに続く3番鈴木がセンターへタイムリーヒットを放ち、この回3点を奪う。農工12‐10電通
9回裏、農工大はピッチャーを平林にスイッチし、レフトの守備に1年の長岡を送る。二死から安打を許すも、最後の打者を三球三振に切って取り、乱戦を制した。

初回に6点を先制されるも、好調の打線が徐々に得点を重ね逆転勝利。第五戦を終えて三勝二敗とし、前半戦を勝ち越した。連戦の明日も勝って後半戦に勢いを付けたい。

( 農工:3勝2敗 )  【文:鎌田 真実(2年)】

第6戦 10/4/25(日) vs日本工業大 日工大G 第1試合 ◯11-4(7回コールド)

      1 2 3 4 5 6 7  計
日本工業大 3 0 0 0 0 0 1  4
東京農工大 0 4 1 0 2 2 2× 11
  勝:平林  (農工大3年)…勝1敗1S 《今季》
  敗:中西
三塁打:(日)畠山2
二塁打:(日)木村,橋本,横堀 (農)川口

バッテリー
(日)中西,佐々木-森田,畠山
(農)平林-鈴木

春季リーグは後半戦に突入。第六戦の相手は日本工業大。ここまで全勝の日工大にここで土を付けたい。
先発は平林。
初回表、相手先頭打者にヒットを打たれると、クリーンアップの二連続二塁打を含む五安打を浴び、いきなり3点を先制される。日工3‐0農工
2回裏、何とか追いつきたい農工大は、先頭の4番中里が相手失策で出塁すると、5番村田、6番平林が四球を選び、無死満塁の好機を作る。すると続く7番伏見がライト前にヒットを放ち、ランナーを二人還して1点差とする。さらに9番川口がセンターへ2点タイムリーツーベースを放ち、この回4点を奪って逆転に成功する。日工3‐4農工
3回裏、先頭の3番鈴木、続く4番中里が連続レフト前ヒットでチャンスを作ると、6番平林がレフト前にタイムリーヒットを放ち、1点を追加する。日工3‐5農工
5回裏、先頭の2番和田が相手失策で出塁、4番中里も四球を選び、続く5番村田も相手の失策で出塁して一死満塁とすると、6番平林がセンターへタイムリーヒットを放ち、貰ったチャンスをものにする。さらに7番伏見がスクイズを決めて、この回2点を追加する。日工3‐7農工
一方、先発の平林は初回以降は持ち直し、2回から6回まで相手打線を2安打に抑え、試合のリズムを作る。
6回裏、一死から1番鎌田がセーフティバントを決めると、続く2番和田、3番鈴木、4番中里まで四連打。この回2点を奪って日工大を突き放す。日工3‐9農工
7回表、先頭打者に二塁打を打たれると、相手3番にタイムリースリーベースを浴び、1点を返される。日工4‐9農工
7回裏、先頭の7番伏見がレフト前ヒットで出塁すると、8番長谷川がきっちり送ってチャンスを作る。ここで1番鎌田、2番和田、3番鈴木が連続で四球を選び、1点を追加してなお満塁とすると、4番中里がセンターへタイムリーヒットを放ち、三塁ランナーが生還した時点で7回7点差コールドが成立。サヨナラ勝ちを収めた。

初回に3点を先制されるもすぐさま逆転、その後も好調の農工打線が着実に得点を刻んでいき、終わってみれば7回コールド勝ち。農工大はこれで4連勝、首位も狙える位置についた。最近4試合で47得点を挙げている打線の勢いで後半戦も白星を重ねていきたい。

( 農工:4勝2敗 )  【文:鎌田 真実(2年)】

第7戦 10/5/1(土) vs東京理科大 日工大G 第1試合 ◯8-6(延長10回)

      1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
東京農工大 1 0 0 0 0 4 0 0 1 2 8
東京理科大 3 1 0 0 0 1 0 0 1 0 6
  勝:平林  (農工大3年)…勝1敗1S 《今季》
  敗:上田
本塁打:(理)伊東
三塁打:(理)大屋
二塁打:(農)川口,鈴木,村田 (理)大屋,右田

バッテリー
(農)平林-鈴木
(理)上田-山本

リーグ第七戦。相手は東京理科大。前半戦では敗北している相手にここで勝っておきたい。
先発は平林。
初回表、先攻の農工大は二死から3番鈴木がレフトへツーベースを放つ。続く4番中里がレフト前ヒットで二死一三塁のチャンスを作ると、相手捕手の失策で三塁ランナーが生還、1点を先制する。農工1‐0理科
その裏、二死から二つの四球を与えると、シングルヒットとスリーベースヒットを打たれ、3点を失い逆転を許す。農工1‐3理科
2回表、先頭の5番村田がセンターにツーベースを放つが、このランナーは還せない。
2回裏、二死から相手1番にライトへホームランを打たれ、さらに1点を失う。農工1‐4理科
4回表、先頭の3番鈴木がレフトへヒットを放つと、4番中里が送って得点圏に進める。すると6番平林がレフトへヒットを放ち、二塁ランナーはホームへ突っ込むが、好返球に阻まれ本塁憤死。得点を挙げられない。
6回表、先頭の2番和田が四球で出塁すると、続く3番鈴木がレフトへヒットを放ち、さらに重盗を決めて二三塁とすると、5番村田がセンターへタイムリーヒットを放ち1点を返す。さらに続く6番平林がバントヒットを決めて1点を奪う。7番川口が四球を選び満塁とすると、8番伏見の打球を相手投手がフィルダースチョイスで1点、さらに続く9番浦本が四球を選び、押し出しで1点を奪って、この回4得点、逆転に成功する。農工5‐4理科
その裏、相手先頭をエラーで出すと、続く打者にツーベースヒットを許し、1点を失う。なおも無死二塁のピンチの状況で相手の三盗をキャッチャー鈴木が刺殺。失点は1に止める。農工5‐5理科
8回表、一死から7番川口がライトへツーベースを放つが、このランナーは還せない。
同点で迎えた9回表、先頭の1番鎌田がレフトへヒットを放つと、2番和田がバントヒットを決める。続く3番鈴木がきっちり送ってチャンスを広げると、5番村田がセンター前ヒットを放ち、勝ち越しに成功する。農工6‐5理科
9回裏、死四球で一二塁のピンチを作ると、相手4番にライト前に運ばれ1点を失い、同点とされる。農工6‐6理科
延長の10回表、先頭の6番平林が内野安打で出塁すると、7番川口も敵失で出塁。無死一三塁とすると、8番伏見がセンター前に勝ち越しのタイムリーヒットを放つ。さらに1番鎌田がスクイズを決めて1点を奪い、この回2点を勝ち越す。農工8‐6理科
10回裏はきっちり三者凡退に切って取り、延長の末勝利した。

序盤のビハインドを跳ね返し、9回、10回と勝負強いバッティングが光り終盤の接戦をものにした。農工大は破竹の5連勝。この波に乗って一気に優勝を狙いたい。

( 農工:5勝2敗 )  【文:鎌田 真実(2年)】

第8戦 10/5/8(土) vs東京外語大 日工大G 第1試合 ×3-7

      1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
東京農工大 0 1 0 0 0 0 1 0 1 3
東京外語大 0 7 0 0 0 0 0 0 × 7
  勝:場目
  敗:平林  (農工大3年)…4勝敗1S 《今季》

バッテリー
(農)平林-鈴木
(外)小池,場目,滝藤-休波

春季リーグ第八戦。相手は東京外語大。前半戦では大勝している相手だが気は抜けない。
先発は平林。
2回表、先頭の4番中里が四球で出塁し、パスボールと盗塁で無死ランナー三塁のチャンスを作ると、5番村田のファーストゴロの間にランナー生還、1点を先制する。6番平林も敵失で出塁、8番伏見もライトへヒットを放つがこのランナーは残塁に終わる。農工1‐0外語
その裏、相手先頭を四球で出すと、ワイルドピッチとヒットで1点を失う。するとここから二つの四球に四つの失策が重なり、この回一挙に7点を失う。農工1‐7外語
3回表、先頭の1番鎌田が敵失で出塁すると、2番和田、3番鈴木が連続ヒットでチャンスを広げるが、この回は無得点に終わる。
5回表、二死から2番和田、3番鈴木、4番中里が三連続四球で満塁とするが、この回も無得点に終わる。
6回にも二死から8番伏見が四球で出塁するが、得点には至らない。
7回表、先頭の1番鎌田がレフト前ヒットで出塁すると、盗塁と進塁打で一死三塁のチャンスを作る。ここで3番鈴木の内野ゴロの間に1点を返す。農工2‐7外語
一方守備は2回以降持ち直し、3回から8回までを二安打無失点に抑える。
9回表、二死から1番鎌田が四球で出塁すると、2番和田のレフトへの飛球を相手が失策し、1点を返す。しかし反撃はこれまで。今季三つ目の黒星となった。農工3‐7外語

わずか4安打の拙攻で今季三敗目。序盤の大量失点からの悪い流れを断ち切れなかった。農工大はこれで五勝三敗。来週末の連戦では守備の安定と打線の復調で白星を勝ち取りたい。

( 農工:5勝3敗 )  【文:鎌田 真実(2年)】

第9戦 10/5/15(土) vs東京工科大 日工大G 第2試合 ×3-4(延長12回)

      1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計
東京工科大 0 0 2 0 0 1 0 0 0 0 0 1 4
東京農工大 2 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 3
  勝:斉藤
  敗:平林  (農工大3年)…4勝敗1S 《今季》
三塁打:(工)野川
二塁打:(工)日向 (農)中里,村田

バッテリー
(工)斉藤-日向
(農)平林-鈴木

春季リーグ第九戦。相手は東京工科大。五勝三敗の農工大、勝って優勝に望みを繋げたい。
先発は平林。
初回裏、2番和田(高)がセンター前にヒットを放ち、盗塁とパスボールで三塁を陥れると、4番中里、5番村田が連続タイムリーツーベースを放ち、初回に2点を先制する。工科0‐2農工
2回裏、先頭の7番川口がライト前ヒットで出塁すると、8番伏見がきっちり送って一死二塁とするが、このランナーは返せない。
3回表、先頭バッターを振り逃げで出塁させると、相手2番にライトオーバーのスリーベースを打たれ1点を失う。さらにエラーでこのランナーも還し、この回2失点で同点とされる。工科2‐2農工
6回表、相手クリーンアップに連続ヒットを浴び、1点を勝ち越される。工科3‐2農工
その裏、二死から5番村田がライト前ヒットを放つが、このランナーは返せない。
7回裏、先頭の7番川口がライト前ヒットで出塁すると、9番浦本が送って二死二塁とする。すると1番鎌田がライト前にタイムリーヒットを放ち、1点を返して同点とする。工科3‐3農工
8回裏、先頭の3番鈴木がレフト前ヒットを放つと、4番中里が送りバント、さらに5番村田が四球で一死一二塁とするが、この回は得点を挙げられない。
両チーム得点できず、試合は延長戦に突入。
10回裏、先頭の代打宮松が四球で出塁すると、代走に小畑を送る。3番鈴木がきっちり送って一死二塁とするが、この回も無得点に終わる。
11回裏、二死から9番浦本が四球で出塁すると、続く1番鎌田がセンターにヒットを放ち二死一二塁とするが、このランナーは返せない。
12回表、二死からエラーでランナーを出すと、四球でランナーを進め、センター前ヒットを打たれ1点を勝ち越される。工科4‐3農工
12回裏は三者凡退に倒れ、延長の末敗北を喫した。

接戦を落とし、今季四敗目。優勝こそ無くなったが、明日の最終戦もモチベーションを落とさず、勝ってリーグ戦を終えたい。

( 農工:5勝4敗 )  【文:鎌田 真実(2年)】

最終戦 10/5/16(日) vs電気通信大 日工大G 第2試合 ◯11-3(7回コールド)

      1 2 3 4 5 6 7  計
電気通信大 0 0 0 2 0 1 0  3
東京農工大 4 3 0 0 4 0 × 11
  勝:今村  (農工大4年)…勝0敗0S 《今季》
  敗:北原
三塁打:(電)上村

バッテリー
(電)北原,内田-小川
(農)今村,宮松-鈴木

春季リーグ最終10回戦。相手は電気通信大。リーグ最終戦を勝利で飾りたい。
先発は今村。
初回裏、先頭の1番鎌田がセンター前ヒットで出塁後、盗塁で無死二塁とすると、2番伏見の敵失の間に1点を先制する。続く3番鈴木もフィルダースチョイスで出塁し、無死一三塁とすると、4番中里がレフトへ犠牲フライを放ち、1点を追加する。続く5番平林がバントヒットで出塁すると、重盗に対し相手サードががエラー、さらに1点を追加する。一死三塁から6番宮松がライト前にタイムリーヒットを放ち、1点を追加。さらに8番和田(高)もレフトへヒットを放ち、この回4安打で4点を先制する。農工4‐0電通
2回裏、先頭の1番鎌田が四球で出塁すると2番伏見の送りバントを相手がエラー。続く3番鈴木がセンター前にヒットを放ち、1点を奪う。続く4番中里、5番平林も敵失で出塁し、この回3点を追加する。農工7‐0電通
3回裏、一死から2番伏見がセンター前ヒットで出塁後、盗塁とワイルドピッチで三塁まで進塁するが、この回は無得点。
4回表、相手先頭にヒットを許すと、続けてライトへスリーベースを打たれ、1点を失う。さらにピッチャー強襲ヒットで1点を失い、この回2点を返される。農工7‐2電通
5回裏、先頭の9番浦本が敵失で出塁すると、1番鎌田がバントヒット、2番伏見も敵失で無死満塁とする。ここで3番鈴木がセンターへ犠牲フライを放ち、1点を追加する。続く4番中里は四球で再び満塁とすると、5番平林が敵失、6番宮松が四球、7番長谷川も敵失で出塁し、この回4点を奪って電通大を突き放す。農工11‐2電通
6回表、先頭から二遊間の二つのエラーで1点を失う。農工11‐3電通
7回表、農工大はピッチャーを宮松にスイッチ。四球を一つ与えるも無失点に抑え、7回コールド勝ちを収めた。

最終戦に勝利し、春季リーグを六勝四敗で終えた。

( 農工:6勝4敗 )  【文:鎌田 真実(2年)】

・日工大G 埼玉県南埼玉郡宮代町学園台4-1
 →東武伊勢崎線、東京メトロ日比谷線・半蔵門線「東武動物公園」駅より徒歩20分

時間はあくまで目安です。
ご観戦の際は、事前に交通手段等をご確認の上、おこしください。

inserted by FC2 system