'09春季リーグ戦

戦績:3勝7敗(3部6位)

第1戦 09/4/4(土)  vs 東京工科大  首都大G 第2試合 ○ 7 - 3

      1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
東京工科大 1 0 0 0 0 0 0 0 2 3
東京農工大 0 0 0 4 1 1 1 0 × 7
  勝:平林  (農工大2年)… 1勝 0敗 0S 《今季》
  敗:藤沼 
二塁打:(工) 木村 (農) 田端・宮松
三塁打:(工) 早坂

《オーダー》CIMG4182.JPG首都大グランド
1:中里 (中)
2:鈴木 (三) → (遊) 1表
3:平林 (投) → (右) 9表
4:村田 (一)
5:田端 (捕)
6:中川 (遊)
→ 坂本 (三) 1表
7:竹内 (二)
8:宮松 (右)
→ 今村 (投) 9表
9:川口 (左)

『開幕戦、白星発進!!』

新体勢になって、初の公式戦。
同率でなんとか3位に滑り込んだ昨秋のリーグ戦から、再び首位奪還を狙う。
初戦の相手は今季4部より上がってきた工科大。
先発は平林で臨む。
【1回表】
ショート中川がシートノック中に怪我を負い、急遽サードに坂本、鈴木がショートに入る。
相手先頭打者を四球で歩かせ、盗塁と二つの内野ゴロの間に1点を先制される。 0−1
【2回表】
1回同様、2者連続で四球を出すが、捕手田端の盗塁殺、竹内・鈴木の即席二遊間で6 - 4 - 3のダブルプレーに仕留めこの回無失点。
平林をバックがもりたてる。
【4回表】
6番打者にレフトオーバーの3塁打、次の打者を四球で出し、1死1・3塁のピンチ。
しかしここでも8番を4 - 6 - 3のダブルプレーに切り、この回もゼロで切り抜ける。
【4回裏】
3回まで打ちあぐねていた農工打線は1死から、3番平林がヒットで出塁。
WPでランナー2塁となって、4番村田がセンターにタイムリーヒットを放ち、まず同点。 1−1
続く1死2塁の場面で5番田端がレフトオーバーのタイムリーツーベースで勝ち越しに成功。 2−1
さらに6番坂本がライト線を抜けるタイムリーヒットを打ち追加点。 3−1
盗塁で1死2塁とした後、7番竹内のショートへのあたりが
送球エラー&ボールデットを誘い、ランナーが返る。 4−1
この回で一気に逆転し、試合を有利に運ぶ。
【5回裏】
さらに突き放したい農工大は、先頭の中里がヒットで出塁すると、
盗塁を挟んで、2番鈴木がライト前ヒットを打ち、無死1・3塁。
ここで3番平林がライトにタイムリーヒットを放つ。 5−1
1〜3番で効率よく追加点を奪う。
【6回裏】
1死、遊失で出塁した7番竹内を2塁において、
9番川口がレフト線にヒットを放ちランナーが生還。 6−1
その後2死となって、2番鈴木の内野安打・3番平林の四球で満塁となり、
4番村田を迎えるが、ここはセンターフライに打ち取られる。
【7回裏】
2死から7番竹内が毎回の遊失で出塁し、盗塁で2死2塁とすると、
8番宮松がレフトにタイムリーツーベースを放つ。 7−1
その後、9番川口もセカンド内野安打で出塁し、コールドまであと1点とするも、
後続が倒れ押し切れない。
【8回裏】
相手投手が交代。
先頭が倒れて、1死から3番平林がこの日3本目のヒットで出塁。
続く4番村田の打球は鋭かったものの、センターライナー。
ランナーも戻りきれず、ダブルプレーとなる。
【9回表】
農工大は、平林から今村にスイッチ。
先頭の4番にレフトオーバーのツーベースを打たれ、
5番のセカンドゴロの間にランナーは3塁に進塁。
続く6番にレフト前に運ばれ失点。 7−2
さらに死球・三振・四球により2死満塁となって、
1番にセンター前にタイムリーヒットを打たれるが、
次の打者をセカンドゴロに打ち取り、試合終了。 7−3

《まとめ》
先発の平林は、序盤ボール先行で我慢のピッチングが続いたが、
要所を抑え、悪いなりに8回1失点。
2番手今村も少し球が浮いた所を痛打されたが、打たせて取る形はできつつある。
初戦ということもあり、両者少々固さも見られたものの、ひとつ投げたことで落ち着いたと思う。
反省点を自ら見直し、しっかり修正してくれる2人なので、
これから自分たちの持ち味を存分に発揮してくれることだろう。

守備に関しては、今回相手があまり策を仕掛けてこなかったこともあり、
難しいプレーはなかったが、今後は試合を左右する重要な場面が増してくるはずである。
その意味で、セカンド竹内のセンターに抜けそうな打球を捌いた好守は、
日頃の守備練の成果と言える。
課題だったダブルプレーも2つ取ることができ、
守備から流れを作った試合だった。
次はぜひ、竹内・中川の正規二遊間でのダブルプレーを期待したい。

打撃は、4〜7回と小刻みに毎回得点ができたのはいい形だった。
できれば、もう少し早い段階でピッチャーを援護できると、試合をより農工ペースに運べるだろう。
まだ、得点もあと2、3点は取れた場面が所々にあった。
フライやファウルの数が若干多かったと思うので、各自、次までに精度を高めて行って欲しい。


ともあれ、初戦を取ることが出来たのは大きなことである。
この勝ちに満足せず、今日出た反省も踏まえ、電通大戦に向けて調整していきたい。


  ( 農工 : 1 勝 0 敗 0 分 )  【文 : 中里 眸 (2年)】

第2戦 09/4/11(土) vs 電気通信大  首都大G 第1試合 × 10 - 11

      1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
東京農工大 0 0 1 0 2 2 0 5 0 10
電気通信大 0 2 6 0 1 0 0 0 2× 11
  勝:三宅
  敗:平林  (農工大2年)… 1勝 1敗 0S 《今季》 
二塁打:(電) 菊池・藤原
三塁打:(農) 村田

《オーダー》
1:中里 (中)
2:鈴木 (三)
3:平林 (右) → (投) 8裏2/3
4:村田 (一)
5:田端 (捕)
6:竹内 (二)
7:中川 (遊)
8:坂本 (指)
打:宮松 8表 → (右) 8裏
9:川口 (左)
投:今村

『敗れるべくして負けた試合』

授業も始まり学業と部活を並行していく時期となった。
新入生も入学し、新しい風に良い刺激を受け始めるチームの面々。
2連戦の初戦を取って、いい流れをつくりたいところである。
先発は今村で臨む。
【2回裏】
1死から死球・セカンド失・センターオーバー2塁打・ピッチャーFCにより、2点を失う。 0 - 2
【3回表】
なんとか反撃したい農工大は先頭倒れて、
1番中里がピッチャー強襲の内野安打、続く2番鈴木が死球、3番平林は四球と1死満塁。
4番村田の時に、捕手が後逸しサードランナーが本塁を狙うも、本塁死となり2死2、3塁。
0点では終われない場面で、村田がしぶとくショート内野安打を放ち1点を返す。 1 - 2
【3回裏】
点を取り返し流れを引き戻したい農工大だが、2つのヒットと失策・5個の四死球で一挙6失点。
一時、流れが電通に。 1 - 8
【5回表】
3、4回と相手打線をきっちり3人で切り、攻守のリズムが戻り始めた農工大は、
1死から4番村田が四球、5番田端・6番竹内の連続センター前ヒットで1点を返す。 2 - 8
2死となり8番坂本のショート内野安打でさらに追加。 3 - 8
9番川口死球で満塁となるも、1番中里は投直に倒れ、攻めきれない。
【5回裏】
レフト前ヒット・犠打・レフト前ヒットで1死1・3塁の場面。
1塁ランナーが盗塁し、捕手田端からいいセカンド送球が投げられるも、
ショート中川のグラブから無情にもボールがこぼれ、その間に3塁ランナー生還。 3 - 9
【6回表】
この回に相手投手が交代。
1死から3番平林が足を生かして相手サード失策を誘い出塁。
続く4番村田が左中間を破るタイムリースリーベース。 4 - 9
さらに5番田端のセカンドゴロの間にサードランナーが還り、じわじわと電通に迫る。 5 - 9
【8回表】
2番鈴木・3番平林の連続センター前ヒット、4番村田の四球で無死満塁のチャンス。
ここで、5番田端がセンター前タイムリーヒットを放ち、ランナー2人が生還! 7 - 9
さらに無死1・2塁で、6番竹内がバント。
転がった所は投手正面であったが、相手投手が三塁へ悪送球をして追加点。 8 - 9
ここで相手投手が先発の投手に戻るが、農工大の追撃は止まらない。
7番中川がきっちりバントで送り、1死2・3塁。
ここで代打宮松がセンターへ犠牲フライを放ち、遂に同点! 9 - 9
そして9番川口が値千金のライト前タイムリーヒットを放ち、勝ち越しに成功! 10 - 9
【9回裏】
先頭を歩かせたところで、ピッチャー今村から平林に交代。
このあとバント・遊ゴロで2死2塁となり、最後の打者を打ち取れば終わる場面。
しかし、このあと2つのフライ落球を含む3連続エラーでサヨナラ負けを喫す。 10 - 11

《まとめ》
まず、勝てた試合を落としたことより、
自分たちの守備のお粗末さにチーム全員が落胆したことだろう。

8失策、さらには四死球や結果に書かれていない失策も含めれば、
二桁に軽く届いてしまう値である。

エラーも中身が重要である。
積極的にいった上でのエラーならば、周囲も沈むことはない。
しかし、単純なエラーや萎縮したプレーは別である。
内容を伴わない結果ほど無意味なのは、日常生活でもよく感じることだろう。

一方で、どんなエラーであれ、嫌な雰囲気になったら、
『この嫌な流れは俺が切ってやる!』
というアグレッシブな姿勢をチーム全員が持つことが大切ではないだろうか。

投手が調子が悪ければ、バックがその不調をかき消すぐらいのプレーで支える。
バックのエラーが出たら、投手が何事もなかったかの様に抑えてチャラにする。
誰かのミスで点を取られたら、全員で取り返す。

持ちつ持たれつではあるが、そういった、誰かのミスを周りのメンバーが補うことで、
個々の最大限の力を発揮できる場がつくれる。

それは、チームプレーだからできることでもあるし、
野球の魅力の1つでもあると自分は思う。

これ以上守備については、言う必要はないだろう。
これだけ悔しい思いをすれば、何をしなければならないかは一人一人わかるはずである。
7点差をひっくり返した5・6・8回の攻撃は良い形だった。
もちろん、やはり先制点を相手よりも早く奪いたいのも事実であるが、
点を返せる力は十分あると思っていいだろう。

正直、投手陣に負担がかかっている以上、守備の向上は絶対といえる。

明日は、好スタートを切っている理科大。
すぐに守備が改善するとは思わないが、少しずつ少しずつ、前を向いて進んでいきたい。


  ( 農工 : 1 勝 1 敗 0 分 )  【文 : 中里 眸 (2年)】

第3戦 09/4/12(日) vs 東京理科大  海洋大G 第2試合 × 5 - 9

      1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
東京理科大 2 1 0 0 0 6 0 0 0 9
東京農工大 0 0 0 0 0 3 0 2 0 5
  勝:船橋
  敗:平林  (農工大2年)… 1勝 2敗 0S 《今季》 
二塁打:(理) 佐藤 (農) 川口・竹内
本塁打:(理) 野澤

《オーダー》
1:中里 (中)
2:鈴木 (遊) → (三) 7表
3:平林 (投) → (右) 7表
4:村田 (一)
5:田端 (捕)
6:川口 (左)
7:竹内 (二)
8:宮松 (右)
→ 今村 (投) 7表
9:坂本 (三)
→ 宮崎 (PH) 6裏
→ 中川 (遊) 7表

『奪えない先制点。痛い2連敗』

これ以上ない負けを喫した試合の翌日。
大きな変化はいらない。
この試合で少しでもチームの流れを変えたいところである。
相手は昨秋の1位2位に連勝と波に乗っている理科大。
先発は平林で臨む。
【1回表】
1番〜3番の間に、2つの内野守備の凡エラーにWPも重なり、早くも2点を失う。 0 - 2
【2回表】
先頭打者を四球で出塁させると、バント・センター前ヒット・四球で1死満塁となり、
3番の1塁ゴロの間にランナーが還る。 0 - 3
【2回裏】
4番村田がセカンド失で出塁の後、5番田端が狙い済ましたかのごとくライト前ヒットを放ち、
無死1・2塁の絶好の場面をつくるも、後続が打ち取られ反撃できない。
【3回裏】
1死から1番中里・2番鈴木が連続ライト前ヒットで再び1・2塁とするが、
ここも後がつながらず無得点。攻めあぐねる。
【4回裏】
今日打順が上がった6番川口がレフトライン際に落ちるツーベースで1死から出塁。
この後2死1・3塁とするも、攻めきれず、1点が遠い。
【6回表】
先頭をサード失で出塁させると、8番打者に、狭い海洋大のレフトフェンスを越され2ラン。
この後、四死球に3つのヒットが絡み、一気に6点を失う。 0 - 9
【6回裏】
このままズルズルと引き下がるわけにはいかない農工大。
先頭の4番村田がセカンド内野安打で出塁し、
続く5番田端もセンター前ヒットを放ち無死1・3塁。
ここで6番川口がセンター方向にタイムリーヒットを放ち、ようやく1点を奪取。 1 - 9
1死2・3塁で8番宮松の振り逃げの間に1点追加。 2 - 9
9番坂本のところで、代打宮崎。
研究室で忙しく、体をほとんど動かしていない中での代打にも関わらず、
サードランナーを還すには飛距離十分のライト犠牲フライを放ち、さらに追加。 3 - 9
続く1番中里がライト前ヒットを打って2死1・2塁となるが、後続が打ち取られる。
【8回裏】
先頭の川口が死球で出塁し、7番竹内が二塁打、8番宮松は倒れ1死2・3塁。
9番中川の場面でWPの間にランナー2人が還る。 5 - 9
この後、中川・鈴木がヒットを放つも、反撃できず。

9回も3人で終わり、試合終了。 5 - 9

《まとめ》
まずは、6失策に6四死球。
守備が問題なのは、前回の試合で十分身にしみたことであるから、この話はここまでとしたい。
細かい所は抜きにして、徐々に改善していけばいいと思う。

次に、打撃面について。
この3試合を終えて感じたことは、すべての試合が先制点を奪われ追いかける展開であることである。
打撃結果から見れば、確かにヒット数・得点、共に他と比べてもそれなりにあると思われる。
が、1巡目にチャンスがつくれていない。
早い回での得点は、投手の負担軽減は勿論、
チームの勢いや攻撃に積極性をもたらすことができるので、
改善の余地はあると思われる。

そして、攻撃でもうひとつ注目したいのは残塁数。
電通大戦では14残塁、この理科大戦では10残塁と、
チャンスが多くできるわりには、ここぞという場面でつながりに欠き、
走者を還せていないということである。

これらは今後の試合において、課題としていくべきだろう。

次戦は堅守を誇る首都大。
この一週間で、いや、このリーグ戦を通して、ひとつひとつ乗り越えていくこととなるだろうが、
当面は守備の向上をチームの念頭に置いて、練習に取り組んでいきたい。


  ( 農工 : 1 勝 2 敗 0 分 )  【文 : 中里 眸 (2年)】

第4戦 09/4/18(土) vs 首都大学東京 首都大G 第2試合 × 6 - 9

       1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
東京農工大  0 0 0 0 0 0 0 6 0 6
首都大学東京 0 1 0 0 0 0 1 7 × 9
  勝:小野木
  敗:平林  (農工大2年)… 1勝 3敗 0S 《今季》 
二塁打:(農) 村田・竹内 (首) 吉田

《オーダー》
1:中里 (中)
2:鈴木 (三)
3:平林 (投) → (右) 8裏2/3
4:村田 (一)
5:田端 (捕)
6:川口 (左)
7:中川 (遊)
→ 鎌田 (遊) 8裏2/3
8:竹内 (二)
9:宮松 (右)
→ 今村 (投) 8裏2/3

『終盤の粘りにも、再逆転で敗戦』

ここ2試合、守備の内容が芳しくない農工大。
敗れると優勝が遠のくだけに、この首都大との一戦は落とせない。
この試合から、いよいよ新1生もベンチ入り。
先発は平林で望む。
【1回表】
1番中里が四球で出塁し、盗塁を挟んで2番鈴木がきっちりセカンドへゴロを転がし、
1死3塁と先制のチャンス。
しかし、相手先発の幅舘の球威に圧されてか、3番平林は一邪飛、4番村田は遊ゴロに抑えられる。
【1回裏】
1死から、2・3番に死球、4番に四球を与え、満塁に。
そして、5番の二ゴロをセカンド竹内が大きく弾き万事休す・・・かに思われたが、
弾いた球は丁度セカンドベース上へ。
ベースに向かうショート中川がそれを捕球し、そのまま6ー3のダブルプレーに切る。
【2回裏】
先頭打者をショート送球エラーで出塁させると、
次の打者にライト前に落ちるタイムリーを打たれ1点を先制されるが、
打者走者をライト宮松からの連携でサード封殺。失点を最小限に抑える。 0 - 1
【4回裏】
先頭を四球で出塁させるが、これをキャッチャー田端が盗塁殺
このあと2人の打者に連続四球を与え、バントで2死2・3塁となるも、
1番を一ゴロに抑えて、なんとか持ちこたえる。
【6回表】
2番鈴木がセカンド内野安打で出塁するものの、3番平林はいいあたりだったが右フライ。
続く4番村田は見逃し三振、走っていたランナーもセカンドで刺されダブルプレーに切られる。
【7回表】
1死から6番川口がレフト前にクリーンヒットで出塁。
7番中川がきっちり犠打で送って2死2塁となるが、8番竹内はセカンドフライに打ち取られる。
【7回裏】
2死から、1番に右前ヒット。
牽制エラーで2死2塁とすると、
続く打者にライト方向へヒットを打たれ、手痛い追加点を入れられる。 0 - 2
【8回表】
7回までヒット2本に抑えられてきた農工大打線。
先頭の9番宮松が右前ヒットを放ち、反撃の狼煙があがる。
続く1番中里が初球をセンター前に返し、無死1・2塁となって投手交代。
2番鈴木が四球で出塁し、ついに無死満塁。
ここで3番平林が投手のグラブを弾く内野安打を放ち、まず1点。 1 - 2
なおも無死満塁で、
ここまで息を潜めていた4番村田が右中間を破るタイムリーツーベースを放ち、
1塁ランナーも還って一挙逆転! 4 - 2
5番田端の二ゴロの間にランナーは3塁に進み、バッターは6番川口。
カウント1−3からスクイズを敢行し、きっちり成功! 5 - 2
川口もランナーとして残り、7番中川も四球で出塁。
1死1・2塁となったところで2番手を降板に追い込む。
さらに8番竹内が、3番手の代わりはじめを狙って左中間を破るタイムリーツーベースを放ち、
さらに1点を追加! 6 - 2
打者1巡の猛攻で、一気に試合の流れを変える。
【8回裏】
あとは点を取った後のこの回を抑えれば・・・農工大の誰しもがそう感じていたはずである。
しかし、やはりここも持ちこたえられなかった。
先頭と次の打者を連続四球で歩かせ無死1・2塁。
6番にレフト前にタイムリーヒットを打たれ失点し、
さらに2つのヒットと2つのフライ落球が重なり一挙に7失点。
この回途中で平林から今村にスイッチし何とか抑えたものの、もはやこれまで。 6 - 9

9回も相手投手は制球に苦しんでいたが、攻撃の集中力も欠き、試合終了。


《まとめ》
点数だけ見ると、8回の攻防がこの試合を決めてしまった形になったが、
それ以外にも攻撃・守備両面に問題があったと思われる。

まず攻撃に関しては、やはり先制点が奪えなかった。
初回以降、7回まで3塁はもちろん2塁も踏むことが出来ない苦しい展開。
正直、相手先発投手は3部の中でも指折りの投手であるから、手こずるのは仕方ないし、
100球を超えたところからいいあたりも増え、
我慢の打撃が結果8回の攻撃へ繋がったのは良かったと思われる。
が、それでは必ずしも打撃が好調とは言えない。
やはり、相手投手が一番いい状態でも打ち負けないくらいの打撃が出来なければ、
投手陣に余裕を持たせることは出来ないだろう。
あと、結果論かも知れないが、8回にダメ押しを取ることが出来なかったことと、
9回の攻撃で相手投手の調子が良くなかっただけに少し淡白だったということ。
これらは今後の課題である。

守備に関しては、外野から2塁走者を刺しにいくバックホームで、
内・外野共に積極性が少しなかったという反省が出た。
もちろん突然強肩になれとか、無闇に投げろと言うわけではなく、
守備の連携の部分で勝負する時の心構えと覚悟が各自できていないのでは、ということである。
外野は少しでもホームに早く、力強い球を。
内野は場面を想定した判断と送球を。
はっきり言えば、どちらも基本的なものである。
日頃の練習で、キャッチボール中の遠投とクイックにもう少し何か工夫をし、
外野ノックで生かしていくべきだろう。

他の反省では、連日の終盤逆転負けに対し「メンタルが・・・」という言葉が挙った。
それは正しいと思うが、具体的には何なのか。
エラーか、四球か、はたまた大量得点の後の大量失点で自分たちには
もう返す力はないという感覚になる個々の心の弱さか・・・。
なんであれ、それに対する改善策を立てなければ、今後も同じことを繰り返すだろう。

ただ、そこでも思うのは、やはり練習で十分解決する事だということ。

練習でやれることですら、試合で力を半分も発揮できないことは多々ある。
だからこそ、何度も反復しながらそれ以上の量をこなし、
自分の自信につなげ、
より力を発揮できるようにする。

守備でも攻撃でも
練習に勝る努力はない、と私は思っている。

もちろん大学生である以上、練習できる時間は限られるだろう。
だからといって焦るのではなく、
目的をしっかり持って1つずつ練習に臨めば効果はいくらでも上げられる。

自分に足りないものは何か。
そして今の環境・状況でどうしたら向上できるか。
各々がもう一度考え、工夫し、努力してもらいたい。


もうこれ以上負けは許されないが、こんな時だからこそ根本を見直していく。
この暗い街道を抜けるための答えがすぐに見つかるかはわからないが、
その答えを出すために、今はひたすら足掻くしかない。

それが、やがて次戦の外語大、
さらには後半戦につながるだろう。


  ( 農工 : 1 勝 3 敗 0 分 )  【文 : 中里 眸 (2年)】

第5戦 09/4/26(日) vs 東京工科大  共栄大G 第1試合 × 2−5

      1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
東京農工大 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2
東京工科大 0 0 2 0 0 0 1 2 × 5
  勝:藤沼
  敗:今村  (農工大3年)… 0勝 1敗 0S 《今季》 
二塁打:(工) 中島・早坂
三塁打:(農) 田端 (工)中島

《オーダー》
1:中里 (中)
2:中川 (遊)
3:平林 (右)
4:村田 (一)
5:田端 (捕)
6:川口 (左)
7:竹内 (二)
8:宮松 (指)
9:坂本 (三)
→ 鎌田 (三) 5裏
投:今村

『今季初の先制も突き放せず。1勝4敗で折り返し』

外語戦は雨で流れ、先に工科大との2試合目が回ってきた。
そろそろ負の連鎖を断ち切りたい農工大。先発は今村。
守備からリズムをつくれるかが課題である。
【1回表】
1番中里がエラー絡みのセーフティーバントで出塁し、
2番中川がきっちりバントで送りランナー2塁。
3番平林は倒れて2死2塁となり、
4番村田のレフト方向へ鋭い打球がレフトのエラーを誘い先制点を奪う。 1 - 0
さらに続く5番田端がライトにタイムリースリーベースを放ち、この回2点を先制する。 2 - 0
【2回表】
先頭の7番竹内がレフト前にヒットを放ち無死1塁。
しかし8番宮松はスリーバント失敗、9番坂本でサインミスがあり、ランナーが2塁で憤死。
無死のランナーを生かすことができない。
【3回裏】
先頭の9番にレフト前にヒットを打たれ、続く1番はバント。
死球、二直で2死1・2塁となって、4番の打球はサード前方の凡フライ。
しかし、打球が太陽に遮られ落球し2死ながら満塁。
続く5番にレフトに運ばれ、一気に2人のランナーが還り同点。 2 - 2
【6回表】
3〜5回まで三者凡退が続いていた農工大打線は1死から2番中川がセンター前ヒットで出塁。
続く3番平林もサードセーフティーバントで出塁するが、
この時ランナー中川が2塁オーバーランで刺され、チャンスを取りこぼす。
【7回裏】
3回以降はきっちり0で抑え、我慢の投球をしてきた今村だったが、
代打に初球を左中間に2塁打。
バント・四球で1死1・3塁となり、
2番に左中間に犠牲フライを打たれ1点を勝ち越される。 2 - 3
【8回裏】
先頭にレフト前ヒットの後2死まで漕ぎ着けるも、
7・8番に2長打を浴びてさらに2点を失う。 2 - 5

結局、7〜9回も攻撃陣は3人で打ち取られ試合終了。

《まとめ》
今までの追う展開の試合から、初回に先制点を奪って優位に進めて行く試合となった。
しかし初回以降、攻撃は相手投手の術中にはまるかたちとなり、
得点のないまま、逆に徐々に追いつかれ、敗戦となってしまった。

今回の反省点は、まさに攻撃陣が中盤以降得点をできなかったことにある。
1回以外、得点圏にひとりのランナーを出せず、
また2・6回も除けば1塁もほとんど踏む事ができなかった。
加えて、数少ないチャンスでのミスによるランナーの憤死が複数出てしまったのが、
結果的に大きく響いた。

先発今村は、確かに被安打が多かったが、打たせて取る投手である以上、
このぐらいの失点は許容範囲だろう。
ただし、先頭打者を出した回は必ず失点につながってしまっているのは今後の課題である。

今季最小得点に終わり、完敗としか言いようがない。
だが、下を向いてもいられない。
次の外大戦は3日後。
後半戦の初戦を取って流れを取り戻すべく、準備していきたい。


  ( 農工 : 1 勝 4 敗 0 分 )  【文 : 中里 眸 (2年)】

第6戦 09/4/29(水) vs 東京外語大  首都大G 第1試合 ○ 7 - 6 (延長10回サヨナラ)

      1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
東京外語大 1 0 1 0 0 1 0 0 3 0 6
東京農工大 0 0 0 0 0 0 2 3 1 1× 7
  勝:今村  (農工大3年)… 1勝 1敗 0S 《今季》
  敗:休波
二塁打:(農) 平林2・田端2・川口
三塁打:(外) 金沢 (農) 中里

《オーダー》
1:中里 (中)
2:竹内 (二)
3:平林 (投) → (右) 10表
4:村田 (一)
5:田端 (捕)
6:川口 (右) → (左) 10表
7:鎌田 (三)
8:中川 (遊)
9:高井 (左)
→ 竹原 (PH) 8表 → (右) 8裏
→ 今村 (投) 10表

『終盤に意地。大きな1勝を呼び込む新星の一撃!』

連敗のトンネルからなかなか抜け出せない農工大。
今日の相手は、今春のオープン戦でも対戦した外語大。
これ以上の負けは許されないだけに、是が非でも勝ちが欲しい所。
先発は平林で臨む。
【1回表】
先頭をフォアボールで出し、バントで送られ1死2塁。
3番に内野安打を許し、4番サードエラーの間に先制点を献上する。 0−1
しかし、その後連続三振により最少失点で切り抜ける。
【3回表】
1死から2番打者にフォアボール、3番をフライに抑え4番に
ライトライン際を抜けるスリーベースヒットを打たれる。 0−2
【4回裏】
3回まで3者凡退に抑えられ、この回2死から3番平林がツーベースヒットを放つが
後続が続かず、得点をあげられない。
【6回表】
先頭打者をフォアボールで出し4番打者にヒットエンドランを決められ、
1死3塁となり、5番打者にセンター前ヒットを打たれリードを広げられる。 0−3
次の打者の初球、ピッチャー前への小フライをピッチャー平林がうまくさばき、
ダブルプレーでこの回をしのぐ。
【7回裏】
2番竹内から3人が四球で出塁し、1死満塁の場面。
6番川口が左中間へ2点タイムリーツーベースを放ち1点差に迫る。 2−3
【8回表】
この回ヒット2本・四球2つを許すも、
相手の守備妨害などにも助けられ、無失点で切り抜ける。
【8回裏】
1番中里のスリーベースの後2番竹内が四球とチャンスを広げ、
4番村田がライトへ同点タイムリーヒットを放つ。 3−3
2死1、2塁とし、5番田端がライトへの2点タイムリーツーベースで続き勝ち越す。 5−3
【9回表】
この回を守り切れば勝利であったが、1エラー・4ヒットで逆転を許してしまう。 5−6
【9回裏】
簡単に2アウトを取られるも、1番中里、2番竹内が意地の四球
チャンスをつくると、3番平林がセンター前へのヒット
この当りにサードコーチャー小畑の右腕は大きく回る!
勝負のゴーサインに2塁ランナーの中里が一気にホームを突き同点。
延長戦に持ち込む。 6−6
【10回裏】
この回から交代した今村は相手打線を3者凡退に切って、いい流れで農工大の攻撃。
先頭の5番田端がライトライン際にツーベースを放つと続く6番川口がきっちりバントで送り、
1死3塁とサヨナラの場面。
ここで打撃に苦しんでいた1年の7番鎌田が
カウント2−2から1塁方向にサヨナラスクイズ!! 7−6

この大きな一打により、大きな1勝をもぎ取る事ができた。

《まとめ》
劇的な勝利で連敗を抑える事ができたが、試合はまさに綱渡りの状態だった。

打撃は相変わらず1巡目は3者凡退に切られ、
2巡目も4回の3番平林のツーベース以外、6回まで快音は聞かれなかった。
7回から3四球と相手投手に疲れも見えはじめ、6番川口が勝負強さを発揮し、
8、9、10回に四球に短長打を混ぜながら毎回得点で食らい付き、突き放すことができたが、
やはり、攻撃の不順が吹っ切れていない感じがする。

前半にどのように出塁し、どのようにランナーを進めていくか。
もちろん今までの試合から各自そのことを嫌という程わかって打席に立っているはずである。
後半の攻撃をいかに早い回で行い、得点機会の回数を増やせるか。
もっと、球の見極めと打の精度を高める必要があるだろう。

先発平林は、序盤に小刻みに得点を入れられたが、9回まで最少失点で抑えたと思われる。
気になる箇所は、初球がボールで入りやすく、
カウント1−2ないし、ボールが先行するカウントをつくられる場面が多い所、
そして、失策後に得点を奪われやすい所が挙げられる。

どうしても平林の球は見られてしまう傾向にあるので、
四球が出てしまったり、球数が増えてしまうのは自然だろう。
逆に言えば、早いカウントからストライクが先行すれば、
これほど嫌な投手はいないともいえる。
もっと自分の武器と向き合い、磨き、絶対的な投球を見せてもらいたい。

守備は2失策と最小に抑えたが、それぞれが得点に絡んでしまっただけに、
手痛いものとなってしまった。
ただ、守備の意識が決して低いとは思わない。
これまで耳にタコができるぐらい守備に難がある事も、
それだけ守備練をこなしてきているのも言うまでもない。

強いて言うなら、場面場面で気持ちの浮き沈みが顕著に出やすいというところだろうか。
もっと、ここぞという場面で気持ちにゆとりが持てるようになれば、たとえ失策が起きたとしても、
点を奪われる事は少なくする事ができるだろう。

投手も野手も1人で守っているわけではない。
チーム全員で守っている事をもっと前面に出していきたい。

1年生の活躍もあり1つ勝ちを取る事ができた。
繰り返しではあるが、これで満足してはならない。
次の相手は前回苦汁を飲まされた理科大。
1つ1つの試合に全力でぶつかり、チーム全員で成長していこう。


  ( 農工 : 2 勝 4 敗 0 分 )  【文 : 中里 眸 (2年)】

第7戦 09/5/3(日)  vs 東京理科大  駿河台G 第1試合 × 1 - 2

      1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
東京農工大 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1
東京理科大 0 0 1 0 0 1 0 0 0 2
  勝:船橋
  敗:平林  (農工大2年)… 1勝 4敗 0S 《今季》

《オーダー》
1:中里 (中)
2:竹内 (二)
3:平林 (投) → (右) 7裏
4:村田 (一)
5:田端 (捕)
6:川口 (左)
7:鎌田 (三)
8:中川 (遊)
9:竹原 (右)
→ 今村 (投) 7裏

『投手戦をものにできず、痛い5敗目』

先の理科大戦から早3週間。
前回は相手投手にうまくかわされているだけに、
2回目の対戦となる今回は、投手攻略が鍵となる。
先発は平林で臨む。
【3回裏】
平林は1・2回と危なげない投球で、この回も難なく2死まで持ち込む。
しかし、1番をショートエラーで出塁させ、2つの盗塁と四球で1・3塁となり、
3番にライト前ヒットを打たれ先制される。 0−1
【4回表】
この回、先頭の1番中里が体勢を崩されながらもセンター前にヒットを放ち、
無死からランナーを出すが、後続が打ち取られ、クリーンナップにチャンスを持ち込めない。
【6回表】
2死から9番竹原がファースト内野安打で出塁し、盗塁を決め2死二塁と得点圏にランナーが進むが、
1番中里はショートゴロに打ち取られ、平林を援護する事ができない。
【6回裏】
ここまで先頭打者を抑え、安定した投球をしてきた平林だったが、
先頭打者をヒットで出塁させると、WPとヒットで1点を失ってしまう。 0−2
【8回表】
どうにかランナーを出したい農工大は、先頭の6番川口が死球で出塁。
7番鎌田・9番今村が相手のエラーで出塁し1死満塁で1番中里。
簡単に追い込まれるも、そこから粘って、8球目を右中間にタイムリーヒット
しかし、2塁ランナー鎌田のスタートが僅かに遅れ、ホーム憤死。
2死1・2塁も、2番竹内はセンタライナーに打ち取られ、この回1点を返すに留まる。 1−2
【9回表】
1死から4番村田が引きつけてレフト前ヒット、さらにレフトが送球にもたつく間に2塁を陥れる。
5番田端もレフト前ヒットで続きチャンスメイク。
1死1・3塁で、6番川口がスライダーを捕えるも、打球はセカンド正面。
4−6−3のダブルプレーに切られ試合終了となる。

《まとめ》
今回の試合はロースコアーの通り、投手戦となった。

平林は6回まで先頭をきっちり抑え、先発の役割を十分果たし、
後を継いだ今村も7・8回を3人で切る好リリーフを見せた。
それだけに、打撃の淡白さに反省の目がいく。

理科大の先発が連投ということもあり、序盤は粘っていこうというチームの方針があったが、
1巡目は簡単に3者凡退に抑えられ、しかも投球数を稼ぐどころか逆にトントンとカウントを作られ、
少ない球数で相手をリズムに乗せてしまった。

この1巡目の弱さは、やはり上位が出ない事により、
中軸にランナーを回す事ができず、
下位に良くないイメージを植え付けてしまう、
という悪循環をもたらしていると思われる。
これは結果論かもしれないが、1巡目は上位の出塁がチームの流れを作ると言っても過言ではない。
もっともっと、出塁にどん欲になっていきたいと思う。

慎重に攻める場面・積極的に攻める場面をもう少し考えていく必要がある。
その意味では、『序盤の攻撃』
そして数少ないチャンスで『工夫した攻撃の仕方』を考えなければ、
また同じ結果を繰り返すだろう。

結果的に5安打の散打に打ち取られ、明らかにチームの方針の徹底ができていないと思われる。
僅差の試合ほど、1つのプレーで試合の流れは変わる。
そして、その1つの流れを変えるプレーは、日々の練習から培われることに変わりはない。

負けはもう許されないが、ここ数試合の内容は決して悪くない。
あと一押し。
次の電通戦、前半戦のリベンジを果たすべく、万全を期す。


  ( 農工 : 2 勝 5 敗 0 分 )  【文 : 中里 眸 (2年)】

第8戦 09/5/10(日) vs 電気通信大  共栄大G 第1試合 × 1 - 12 (7回コールド)

      1 2 3 4 5 6 7 計
電気通信大 0 2 3 0 0 0 7 12
東京農工大 0 0 0 0 1 0 0× 1
  勝:三宅
  敗:平林  (農工大2年)… 1勝 5敗 0S 《今季》
二塁打:(電) 菊池・三宅
三塁打:(農) 中里

《オーダー》
1:中里 (中)
2:竹内 (二)
3:平林 (投)
4:村田 (一)
5:田端 (捕)
6:川口 (左)
7:鈴木 (三)
8:中川 (遊)
9:竹原 (右)

『チャンスをものにできず、逆に突き放され敗戦。単独最下位に』

最下位争いで並ぶ電通大との逆大一番。
この試合を逃すと最下位の信号が点灯するだけに、もう負けられない。
先発は平林で臨む。
【2回表】
2死まで簡単に取るも、その後3長短打を浴び2点を失う。 0−2
【2回裏】
5番田端が四球で出塁。
6番川口がバントで送り、2アウトながら2塁と得点圏にランナーを進めるが、
その後1本が出ず無得点に終わる。
【3回表】
先頭打者を四球で出塁させると、エラーと四球で1死満塁となり、
1本のタイムリーヒットと2つの四死球による押し出しで、この回3点を失う。 0-5
【3回裏】
先頭の8番中川が四球で出塁し、続く9番竹原がレフト前にヒット
1番中里が送り、1死2・3塁の得点チャンスとなるが、
2番竹内・3番平林と連続三振に倒れ、ランナー釘付け。
なかなか得点を返せない。
【4回裏】
4回の守備をきっちり3人で切り、チームのリズムができ始めると、
1死から5番田端・6番川口が連続ヒット
7番鈴木は倒れ、8番中川が死球で出塁し2死満塁となるが、9番竹原は遊ゴロに倒れる。
【5回裏】
先頭の1番中里がライトオーバーのスリーベースを放ち無死3塁。
続く2番竹内の遊ゴロの間にランナーが還り、1点を返す。 1-5
【6回裏】
先頭5番田端・6番川口がエラーと死球で出塁。
7番鈴木が送って、1死2・3塁と再びチャンス到来も、
後続が相手投手にねじ伏せられ、得点できない。
【7回表】
この回平林は、2エラーに始まり3個の四球・3本の長短打で一気に崩れ7失点。 1-12

7回裏もランナーは出るが、時既に遅く、コールド負けを喫す。

《まとめ》
今回の試合は、今までの反省がすべて出てしまった。

何とも、悪循環が続いているここ数試合。
投手・守備・攻撃、それぞれがこの悪い流れを打開することができないのが現状である。

1つ思う部分。
それは、野球をまだまだ楽しめていないということである。
言うなれば、声が小さかったり、萎縮したプレーが目立つのだ。

一人一人、決して力がないわけではなく、
自分たちの力を理解し、発揮しきれていないゲームがほとんどである。

その根本にあるのは、野球に対する姿勢。
そのためには練習から工夫しながら野球に取り組む事ではないか。

こんな、勝たなければいけない時に生温い事を、と思うかもしれない。

しかし、各自が自信を持って試合に望むべきであり、
それだけ自信がつくくらい練習を積む必要があると思うのである。

この通り、負けが込んでいる以上、これからチーム全体に荒療治を施すこととなる。
控えにとって、試合に出る絶好のチャンスとも言える。
ベンチに回っていた者、さらには1年生の台頭・押し上げも期待したい。

残り2戦。
『勝利』以外に必要ない。

ここで縮こまるのではなく、
思いっきり自分たちの野球をして、
チーム一丸でこのピンチ、チャンスに変えてやろうじゃないか。


  ( 農工 : 2 勝 6 敗 0 分 )  【文 : 中里 眸 (2年)】

第9戦 09/5/23(土) vs 東京外語大  首都大G 第2試合 ○ 3 - 2

      1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
東京農工大 0 0 0 2 0 1 0 0 0 3
東京外語大 1 0 0 0 1 0 0 0 0 2
  勝:今村  (農工大3年)… 2勝 1敗 0S 《今季》
  敗:小野
二塁打:(外) 金沢
三塁打:(農) 田端

《オーダー》
1:中里 (中)
2:鈴木 (三)
3:村田 (一)
4:田端 (捕)
5:川口 (右) → (左) 5裏
6:中川 (遊)
7:竹内 (二)
8:平林 (投) → (右) 5裏
9:伏見 (左)
→ 今村 (投) 5裏

『最終戦に望み。1点の僅差を制す』

電通戦に重い黒星を付けられ、いよいよ後が無くなった農工大。
ここまで外語大とは相性が良いものの、どの試合も接戦であり、手強い相手である。
この試合を取って、最終戦に勢いをつけたいところ。
先発は平林で臨む。
【1回裏】
先発平林は簡単に2アウトを取るも、
3番を四球で歩かせた後、4番にタイムリーツーベースを打たれてしまう。 0 - 1
【3回裏】
2アウトからヒット・四球・失策で満塁となるも、6番をセカンドゴロに抑え、ピンチを切り抜ける。
【4回表】
ピンチの後にチャンスあり。
先頭の3番村田がライト前にヒットを放つと、その打球をライトが後逸し、一気ランナーは3塁へ。
無死3塁で、4番田端は右中間を破るタイムリースリーベースを放ち同点。 1 - 1
続く5番川口は倒れ、6番中川はサードゴロとなるが、
この時、相手送球ミスが出て3塁ランナーが生還。 2 - 1
逆転に成功する。
【5回裏】
4回をきっちり抑えた平林から、次の試合を見据えてこの回より今村にスイッチ。
2アウト1・3塁となって、5番の打席時の初球に1・3塁のギャンブルプレーを決められ、
同点とされる。 2 - 2
【6回表】
先頭の4番田端がセカンド内野安打で出塁し、相手の失策などで2死2・3塁とすると、
8番平林が、レフトにタイムリーヒット。 3 - 2
2塁ランナーはホームで憤死するも、この回1点を勝ち越す。
【7回裏】
2死2塁で、6番にライト前にポテンヒットを打たれるも、
ライト平林からイチローばりの素晴らしいバックホーム送球が返り、2塁ランナーを本塁で刺す。

その後、8・9回と外語大の追撃をなんとか振り切り、勝利を得る。

《まとめ》
どのような形であれ、一先ず、この試合の勝利は大きかった。
この勢いで最終戦に臨みたい所である。

ただし、僅差の試合とはいえ、内容的には相手に助けられた部分が多いと言える。
攻撃でみれば、相手のクリーンナップまでが5巡しているのに対し、こちらは4巡止まり。
違いは、こちらが守りの時、ヒットや四球の後の打ち取ったあたりを失策によって傷口を広げ、
打者を余計に回してしまう部分にある。

今回は痛打を浴びず、平林・今村の両投手がよく踏ん張ったが、1個誤れば大量失点も免れないだろう。
失点に繋がらなかったとはいえ、取れるアウトは取れる時にきっちりとる。
基本ゆえ、しっかり反省すべきところである。

一方で、その意味では、攻撃は効率よく点を奪えたのだろう。
チャンスの場面でしっかりランナーを還した、5番田端・8番平林の打撃はもちろん、
陰ながら6番中川も打撃結果は決して華々しくないが、全打席出塁と仕事をした。
各自の打撃が線となれば、前半戦に見せた攻撃も可能である。
他の打者の奮起も期待したい。


  ( 農工 : 3 勝 6 敗 0 分 )  【文 : 中里 眸 (2年)】

最終戦 09/5/31(日) vs 首都大学東京 国際基督教大G 第1試合 × 0 - 11 (7回コールド)

       1 2 3 4 5 6 7 計
首都大学東京 1 0 1 5 0 0 4 11
東京農工大  0 0 0 0 0 0 0× 0
  勝:山内
  敗:平林  (農工大2年)… 1勝 6敗 0S 《今季》
二塁打:(首) 繁野・鈴木・曽我
三塁打:(首) 山中

《オーダー》
1:中里 (中)
2:鈴木 (三) → (遊) 6裏
3:村田 (一)
4:田端 (捕)
5:川口 (右) → (左) 4表
6:中川 (遊)
→ 鎌田 (三) 6裏
7:竹内 (二)
8:平林 (投) → (右) 4表
9:伏見 (左)
→ 宮松 (投) 4表
→ 今村 (投) 7表

『相手継投策に打線沈黙。完敗を喫す』

雨により、1週間ずれ込んだ最終戦。
このことが凶と出るか吉と出るか、
結果によっては最下位が確定するだけに、
これまでの成果が問われる一戦である。
先発は平林で臨む。
【1回表】
先発平林は先頭を三振で切るも、
2番・3番に二者連続2塁打を浴び1点を失う。 0 - 1
【3回表】
2アウトから2つの四球とエラーにより、さらに1点を失ってしまう。 0 - 2
【4回表】
先頭をエラーで出塁させると、ヒット・四球・三振で1死満塁。
ここで平林が押し出しの四球を与えてしまい、1点献上。
続く打者に走者一掃のタイムリースリーベースを打たれ、この回4失点。 0 - 6
ここで、先発平林から、今季初登板の2年宮松にバトンタッチ。
先頭打者にはヒットを打たれ点を失うも、後続をきっちり抑え、この難局を切り抜ける。 0 - 7
【6回裏】
ここまで三者凡退に切られてきた農工大打線は、
1アウトから平林がボールをきっちり見極め、四球で出塁。
しかし、9番宮松の場面で1塁牽制死となり、チャンスを広げられない。
【7回表】
宮松は、多少荒れ球ながら5・6回と好投を見せていたが、初のロングリリーフ。
7回に5四球と崩れ2失点。
宮松から今村に交代するも、死球とヒットを浴びてこの回4失点。 0 - 11

7回裏に辛うじてノーヒットゲームは防いだものの、
結局投手5人の継投に翻弄され、1安打完封に抑えられる。

《まとめ》
点差も然ることながら、攻・守、共に力の差がはっきり出た試合であった。

打撃に関しては、
農工大の打線に比べ、相手の打者の方が出塁の可能性のある力強いスイングであったと思われる。
おそらくピッチャーが平林の時には直球に的を絞っていたようだが、
だからといってボール球には手を出さず、追い込まれてもファールでしつこく粘っていた。
相手とはいえ、この攻撃の姿勢は学ぶべき課題と言えるだろう。

守備は、
相手が無失策・1四球に対し、こちらは2失策・11四死球と完全に溝を開けられた状態である。
相手の失策や四球の少なさは、こちらの攻撃の淡白さにも問題があるのだろうが、
やはりこれだけ相手に出塁のチャンスを与えれば、必然的に試合の流れも与えてしまうだろう。
また基本、失策数はゼロなのが当然なのも忘れてはならない。

一方で、宮松の投球は大きな収穫であった。
リーグ戦での初登板で、三振をあれだけ取ることができたのは日頃の練習成果が出たといえる。
勿論投げた分だけ課題も多く出たと思うので、更なる成長の為、この経験を十二分に生かしてもらいたい。

この敗戦により、農工大は春季3勝7敗で最下位が決定した。
入れ替え戦に向け、攻守ともに切り替える必要がある。
リーグ開始時にも書いた通り、このチームの個々の力は以前に比べれば決して華々しいものではない。
しかし、つながりを持った時の爆発力は他のチームを圧倒すると私は思う。

3部死守のため、
今一度チーム一丸となり、東京電機大を迎え撃つ。


  ( 農工 : 3 勝 7 敗 0 分 )  【文 : 中里 眸 (2年)】

入れ替え戦 第1戦 09/6/7(日)  vs 東京電機大 飯能市民球場 第2試合 ○ 10 - 1 (7回コールド)

      1 2 3 4 5 6 7 計
東京農工大 7 0 0 0 0 3 0 10
東京電機大 0 0 0 0 0 1 0× 1
  勝:今村  (農工大3年)
  敗:武田
二塁打:(農) 竹内 (電) 戸塚・武藤

《オーダー》
1:中里 (中)
2:鈴木 (三)
3:村田 (一)
4:田端 (捕)
5:川口 (右)
6:平林 (指)
7:竹内 (二)
8:鎌田 (三)
9:伏見 (左)
投:今村

『初回に決着。初戦を取る』

6日の試合が流れ7日が初戦となった入れ替え戦。
相手の東京電機大とは初の顔合わせ。
初戦を取った方が有利に試合を運べる短期決戦だけに、この試合、絶対に落とせない。
先発は今村で臨む。
【1回表】
1番中里が四球、2番鈴木も相手のピッチャーFCで出塁し、
無死1・3塁で3番村田がライト前ヒットを放ち先制。 1 - 0
その後、5番川口6番平林連続四球や相手守備のエラーでランナーをため、
8番鎌田、1番中里にタイムリーが飛び出し、この回一挙7点を奪う。 7 - 0

大量援護をもらった先発今村は、1回に2アウトながら満塁となるがきっちり抑える。
その後、2回から5回を危なげないピッチングで相手に反撃の機を与えない。

【6回表】
3回・5回とランナーを3塁まで進めるも、決め手を欠きなかなか中押しができなかった農工大打線は、
この回、1アウトから相手エラーと4番田端6番平林のヒット、8番竹内のツーベースで3点を奪取。
点差を広げ試合を決定付ける。 10 - 0

6回裏に2つの四球とWPで1点失うも、7回裏を3人できっちり抑え試合終了。

入れ替え戦 第2戦 09/6/13(土) vs 東京電機大 流通経済大G 第2試合 × 1- 6

      1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
東京電機大 1 0 2 0 0 0 3 0 0 6
東京農工大 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1
  勝:湊谷
  敗:今村  (農工大3年)
二塁打:(電) 依藤

《オーダー》
1:中里 (中)
2:鎌田 (三)
3:村田 (一)
4:田端 (捕)
5:川口 (右)
6:平林 (指) → (投) 6表
7:中川 (遊)
8:竹内 (二)
9:伏見 (左)
投:今村

『いい打球も相手守備範囲。1点に抑えられ1勝1敗となる』

前回の圧勝から1週間。
今日勝てば残留が決まるが、相手も食らい付いてくる以上前回のようにはいかないだろう。
先発は、前回7回1失点に抑えた今村。
気を引き締めて臨む。
【1回表】
1アウトから四球でランナーを出すと、バント・WP・ヒットで1点を失う。 0 - 1
【2回裏】
早く追いつきたい農工大は、この回相手のエラーにつけ込み同点とする。 1 - 1
【3回表】
先頭打者に内野安打を許すと、1アウトから死球と2本のヒットで2点を勝ち越される。 1 - 3
【3回裏】
1番中里がライト前ヒットで出塁し、2番鎌田のバント、3番村田の四球で1死1・2塁とするが、
4番田端の鋭いあたりはサードライナー、5番川口はショートフライに打ち取られ得点できない。 
【4回裏】
6番平林・7番中川がエラーと四球で出塁。
盗塁も成功し、無死2・3塁の場面を迎えるも、後続にあと1本が出ず無得点。
またも得点のチャンスを逃してしまう。

4・5回と今村は落ち着きを取り戻し、6回から平林に交代。
しかし平林は序盤から球が安定せず、6回は満塁のピンチ、
7回には3本のヒットと2四死球で3点を追加されてしまう。 1 - 6

一方、攻撃は8・9回と先頭打者が出塁するも、
後続がフライや打球が相手正面だったりと続くことができず、試合終了。

入れ替え戦 最終戦 09/6/14(日) vs 東京電機大 東京国際大G 10時開始 ○ 8 - 3

      1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
東京電機大 0 0 0 1 0 1 0 0 1 3
東京農工大 0 4 3 0 1 0 0 0 × 8
  勝:平林  (農工大2年)
  敗:武藤
二塁打:(農) 竹原

《オーダー》
1:中川 (遊)
2:竹原 (指)
3:中里 (中)
4:村田 (一)
5:川口 (右)
6:鎌田 (三)
7:田端 (捕)
8:竹内 (二)
9:伏見 (左)
投:平林
→ 宮松 9表
→ 今村 9表2/3

『3戦目に終結。3部残留を果たす』

かくして、3戦目まで縺れた入れ替え戦。
この試合で今シーズンの全てが決する。
先発は平林。
打順も大幅に入れ変え、いざ勝負。
【2回裏】
1・2回と安定したピッチングで平林が相手の攻撃を抑えると、
この回先頭の4番村田がセンター前ヒット、5番川口はバント内野安打で無死2・3塁。
ここで6番鎌田のバント時に捕球したサードとファーストが連続エラーし、一気にランナーが2人生還。 2 - 0
続く7番田端が四球・8番竹内がバント・9番伏見が四球と2アウト満塁のチャンスを作り2番竹原。
フルカウントまで粘り7球目を振り切ると打球はレフトライン際を抜けるタイムリーツーベース。 4 - 0
1年生の活躍で一気に農工大ペースとする。 
【3回裏】
先頭の5番川口がライト前ヒット。
6番鎌田が再びバントできっちり送ると、続く7番田端がセンターに鋭く抜けるタイムリーヒットを放ち追加点。 5 - 0
このあと、2つの相手のエラーも絡みさらに2点を追加。 7 - 0
点差をさらに広げる。
【4回表】
平林はセカンドエラーでランナーを出すと、バントと2つのヒットで1点を失うものの、
後続を打ち取り最少失点で抑える。 7 - 1
【4回裏】
4番村田がヒット、6番鎌田も四球で出塁し2アウトながら1・2塁。
ここで7番田端がセンター前にヒット。しかし、センターから好返球で2塁ランナー本塁死。
チャンスに得点できず。
【5回裏】
8番竹内の9球粘りもあって、9番伏見1番中川が死球で連続出塁し、2死2・3塁。
ここで3番中里がセンター前に落ちるタイムリーを放つ。
2塁ランナーはまたも本塁死となるが、この回1点を追加する。 8 - 1
【6回表】
相手4番を四球で歩かせ、ヒット・四球・ヒットで1点を献上。 8 - 2
さらに1死満塁のピンチは続くものの、この日の平林はここで大崩れすることなく後続を断つ。
【9回表】
この回より宮松が登板。
三振を取るなど、2アウトまで漕ぎ着けるものの満塁。
点差はあったがやむなく今村が登板し、1点を失うものの最後の打者を三振で切り試合終了。
3部残留を決める。 8 - 3


【文 : 中里 眸 (2年)】

・東京国際大G 埼玉県坂戸市四日市場81-1
 →東武越生線・西大家駅から徒歩5分

・流通経済大G 茨城県牛久市小坂町2757
 →JR常磐線・牛久駅からタクシーで10分

・飯能市民球場 埼玉県飯能市阿須812-3
 →西武池袋線・元加治駅から徒歩15分

・首都大G 東京都八王子市南大沢1-1
 →京王線・南大沢駅より徒歩。大学までは3分程度、大学構内のグランドまでは25分

・共栄大G 埼玉県春日部市内牧4158
 →東武伊勢崎線・春日部駅西口よりバス<春日部エミナース行>で15分
 →東武伊勢崎線・北春日部駅西口より徒歩25分、タクシーで5分

・駿河台G 埼玉県飯能市阿須698
 →西武池袋線・元加治駅から徒歩30分
 →西武池袋線・飯能駅/元加治駅、JR八高線・金子駅よりスクールバス(無料)
※スクールバスは日曜運休

・国際基督教大学G 東京都三鷹市大沢3-10-2
 →JR中央線・三鷹駅から小田急バス<国際基督教大行>で終点下車
 →西武多摩川線・新小金井駅から徒歩20分

時間はあくまで目安です。
ご観戦の際は、事前に交通手段等をご確認の上、おこしください。

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