'08秋季リーグ戦

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第1戦 08/9/6(土) vs東京理科大 ×3-11 海洋大G

      123456789 計
東京理科大 00001221511
東京農工大 3000000003
 勝:竹俣  
 敗:東   (農工大 3年)…0勝1敗0s 《今季》

 2塁打:(理) 安部・右田    (農) 宮崎
 3塁打:(農) 村田

『 終盤に崩れ開幕戦黒星 』

春季3部優勝の農工大は2部昇格に向けて開幕戦を白星で飾りたいところ。
相手は昨年秋季でも初戦を戦った東京理科大学。農工大は1年平林を先発させ必勝で臨む。
平林は初回先頭に四球を与えてしまう不安な立ち上がりであったが後続をダブル プレーに抑え上々の立ち上がりを見せる。
その裏の攻撃で農工大は先頭吉川の四球を2番中里がきっちりと送り、3番村田の3 塁打であっさりと先制。
二死後5番田端のセンター前ヒットで追加点を奪い6番長 岐が続いて二死1,3塁の場面でダブルスチール。この回3点を奪う。3-0
投げては先発平林が4回まで四球は出すもののヒットは打たせない投球で相手に3塁を踏ませなかった。
対する理科大も3回に竹俣に投手が代わり農工大は打ちあぐ ねる。
最大のチャンスは長打とスクイズで1点を失った後の5回、宮崎の2塁打、長岐のエラーの出塁、盗塁で作った二死2,3塁のチャンス。
ここでは7番鈴木がセンターフライに倒れチャンスを生かすことができない。
6回には四球やエラーが重なり2点を失い同点に追い付かれる。
ここまで89球の平林だが疲れが見えたところでベンチは早めの継投に出た。
7回から東がマウンドに上がるが先頭打者にヒットを打たれ2つの犠牲バントを挟み2四球を与えてしまう 。
これで二死満塁となったところで投手は今村に代わるもののタイムリー2塁打を 打たれついには逆転を許してしまう。3-5
続く8回にも3四死球とスクイズで1点を失い点差は3点になる。
8回も農工大の攻 撃は良いところなく終わり最終回の攻撃に望みをかけるべく9回の守りにつく。
しかし9番から2連打を浴び一死を挟んで4連打を浴び力尽きた。この回5点を失い3-11 となりそのまま試合終了。

立ち上がりは良かったものの、終盤に弱点が浮き彫りとなり手痛い初戦黒星とな った。
まずは計11四死球の投手陣とつながりを欠く下位打線の立て直しが急務だ ろう。
初戦で多くの反省点が出たが次の外語大戦では修正して臨み勝利を目指す 。

  ( 農工 : 0 勝 1 敗 0 分 )  【文 : 鈴木 亮太 (1年)】

第2戦 08/9/13(土) vs東京外語大 ○5-0 首都大G

      123456789計
東京外語大 0000000000
東京農工大 000 14000× 5
 勝:平林 (農工大 1年)…1勝0敗0s 《今季》
 敗:池田

 2塁打:(農)村田 

『 連打に完封。完勝劇!! 』

前回の理科大戦では大量失点で敗れた農工大。1週間の練習を経てどれだけ課題 を克服できたかの見せ所である外語大戦。
打順に大幅な変更をし、先発は平林で 臨む。
その立ち上がり、平林は先頭打者にセンター前ヒットを許す。更に1塁へのけん 制悪送球で無死2塁のピンチを招いてしまう。
しかしここは三振、2塁ゴロ、3塁ゴ ロと後続を断ち無失点で乗り切る。
その裏農工大の攻撃は死球のランナーを出すものの3つの内野ゴロで攻撃を終え た。
初回の攻防からこの試合は投手戦の様相を呈する。
試合が動いたのは4回の裏農工大の攻撃。
先頭3番村田のレフト前ヒット、4番宮 崎のレフト前ヒット、5番吉川の内野安打で1点を先制する。
その後もチャンスは 続くが後続が倒れ追加点を奪えない。1-0
さらに5回一死後1番中里、2番竹内、3番村田に連打が出て中里の好走塁もあり1 点を追加。
二死後5番吉川のセンター前で2点を追加し四球を与えたところで相手 先発を降板に追い込んだ。
変わった投手の暴投でさらに1点を追加しこの回一挙4 点を奪う。5-0
先発平林は7回まで無四球と前回の反省を忠実に実践。
ここまで危なげない投球 で無失点の投球を続けるがピンチは終盤に待っていた。
8回先頭打者を2ストライ クに追い込んだにもかかわらず死球でランナーを出すと一死後さらに四球を出し 一死2.3塁のピンチ。
ここはセカンドへのゴロを打たせダブルプレーで切り抜ける 。
ここまで来ると完封の期待がかかるが9回には内野エラーと四球、ワイルドピッ チで二死2.3塁とピンチを迎える。
フルカウントからの8球目打球はピッチャーの 横を襲いセンター前に抜けるかと思われたが、ボールはショート吉川のグラブの中 へ。1塁転送で試合終了。
終わってみれば4安打完封の完勝であったが相手打者の内野ゴロが多かったこの 試合で内野陣の安定した守備が相手にホームを踏ませなかった大きな要因だろう 。なんにせよこの完封勝利は今後の戦いにおいて重要な意味を持つことは間違い ない。
この勢いで次の電通大戦も勝利を狙う。

  ( 農工 : 1 勝 1 敗 0 分 )  【文 : 鈴木 亮太 (1年)】

第3戦 08/9/14(日) vs電気通信大 ○6-2 海洋大G

     123456789計
東京農工大2110020006
電気通信大2000000002
 勝:長岐  (農工大 4年)…1勝0敗0s 《今季》
 敗:三宅

 2塁打:(農) 村田2、(電) 飯島 

『 連日の完投勝利!! 』

前日の外語大戦では効果的な攻撃と堅実な守備で勝利を手にした農工大。
この良い流れのまま電通大も倒したいところである。先発は長岐で臨む。
初回農工大の攻撃は1番中里の四球で始まった。2番竹内はライト前にヒットを放 つが1塁走者中里は3塁で憤死してしまう。
3番村田の四球、4番宮崎のセンター前 ヒット、5番吉川のセンター前ヒットで2点を先制する。2-0
その裏電通大の攻撃に入るが農工大先発の長岐が連続四球を与えピンチを迎える。
送りバントで一死2.3塁となり打者は4番。この打者にライト前に運ばれ1点を返 される。
更に二死後打ち取ったかに見えた打球をピッチャー長岐が弾き内野安打 となる間に1点を返される。2-2
2回には農工大9番東の振り逃げからチャンスを作り3番村田の内野安打で1点を勝 ち越す。3-2
さらに3回ヒットとエラー、DBで作ったチャンスに1番中里がレフト前にヒット を放ち1点を追加する。4-2
守っては先発長岐がその後立ち直り相手打者に的を絞らせない投球で凡打の山を 築いていく。
農工大は6回、ヒットで出塁した中里を3番村田が2塁打でつなぎ4番宮崎のヒット で1点を加えると次打者吉川の1球目にスクイズを敢行。
これが見事に決まり大き な追加点を得る。6-2
波に乗る農工大は守備でもすきを見せない。1回以降唯一のピンチと言っていい7 回2死2.3塁のピンチもセカンドへの内野ゴロに切って取った。
長岐は最後まで投げ抜き2試合続けて先発投手がマウンドを守り抜き最高の形で の2連勝となった。
ただしこの試合では課題も出た。それは13残塁の攻撃陣だ。今 回の試合の6得点は多くのチャンスの中でやっと取った6点の印象が強い。
今後好投手と当たった時に少ないチャンスでどれだけものにできるか。集中力と的確な状況判断をもって試合に臨まなければならない。
次は1週間後に海洋大との試合が ある。その時にしっかりと実践できるようこの1週間で準備したい。

  ( 農工 : 2 勝 1 敗 0 分 )  【文 : 鈴木 亮太 (1年)】

第4戦 08/9/20(土) vs東京海洋大 ○6-1 首都大G

     123456789計
東京海洋大0100000001
東京農工大10011003× 6
 勝:東   (農工大 3年)…1勝1敗0s 《今季》
 敗:野田

 2塁打:(農) 宮崎・吉川
 3塁打:(海) 箱崎

『 最少失点の試合運びで3連勝!! 』

最近2試合は先発投手の活躍で常に最少失点で乗り切ってきた農工大。
この海洋大戦も守備のリズムからいい流れに持っていきたい。先発は東で臨む。
初回先発東は先頭打者を三振に切って取る最高の立ち上がり。
その後四球などで ピンチを作るもののしっかりとショートゴロに仕留め無失点の立ち上がりを見せる。
するとその裏農工大の攻撃は一死から2番橘田の遊撃内野安打と3番村田のライト 前ヒットなどで作ったチャンスにダブルスチール。
キャッチャーの悪送球も重な り先取点をもぎ取る。1-0
しかし2回、四球で出たランナーを2塁に進められ二死2塁。内野ゴロを打たせる もショート、ファースト間にミスが出て同点に追い付かれてしまう。1-1 4回農工大の攻撃は3四球でもらったチャンスに8番鈴木の犠牲フライで勝ち越しに成功。2-1
5回にも相手バッテリーの乱れに乗って1点を追加する。3-1
8回には先頭吉川の2塁打、6番平林の内野安打から3連続四死球で2点を追加すると2番橘田にレフト前タイムリーが出てこの回3点を追加する。6-1
先発東は毎回ランナーを背負う苦しい投球で10本の安打を許すがここ一番の集中 力で要所を締め失点1(自責点0)の好投を見せ完投勝利。
136球の打たせて取るピ ッチングが光った。
これで3試合続けて先発投手がマウンドを守り切っての3連勝。現在3部リーグは3 勝1敗で4チームが並ぶ混戦模様。
しかし農工大の安定した投手陣で次の首都大戦 にも勝ち頭一つ抜け出したい。

  ( 農工 : 3 勝 1 敗 0 分 )  【文 : 鈴木 亮太 (1年)】

第5戦 08/9/28(日) vs首都大学東京 ×2-4 東京国際大G

     123456789計
首都大東京1102000004
東京農工大0100 010002
 勝:近藤   
 敗:平林   (農工大 1年)…1勝1敗0s 《今季》

 2塁打:(首) 小林・鈴木
 本塁打:(農) 宮崎(ソロ)・村田(ソロ)

『接戦を落とし一歩後退 』

3部リーグで頭一つ抜け出したい農工大は3勝1敗同士の首都大と対戦する。
守備 力の硬さが光る首都大には小さなミスが大きな傷となってしまう。先発は平林で臨む。
初回首都大の攻撃、平林は先頭バッターにストレートの四球を与えてしまう。
二死2塁まで何とか持ちこたえるものの4番小林に甘く入ったスライダーをレフト線 に運ばれてしまい1点を失う。0-1
さらに2回、ヒット2本と盗塁で招いた無死2.3塁のピンチでは内野ゴロの間に1点 を失い点差を開けられる。0-2
しかし農工大はその裏の攻撃、先頭宮崎がライトへの大きな当たりを放つと打球 はそのままフェンスを越え1点差に迫る。1-2
3回にも農工大はヒットと四球さらにエンドランで作った二死2.3塁のチャンスに3 番村田が打席に入る。
しかしここは三振に倒れ追いつくことができない。
首都大は4回、四球とエラーのランナーでチャンスを作ると一死2.3塁から8番鈴 木にセンター前ヒットが出て2点を追加する。1-4
点差を広げられた農工大はその裏、2死四球とエラーでもらった一死満塁のチャ ンスに8番鈴木。
しかしその初球ボール球に手を出しまさかのホームゲッツー。も らったチャンスを生かせない。
このあと先発平林は5.6.7回を三者凡退に仕留めるなど完全に立ち直る。
しかしその間農工大は3番村田のソロホームラン1本に抑えられ反撃もままならな い。2-4
そのままチャンスを作れず大きな1戦を落としてしまった。
この試合ではチャンスは農工大にも首都大にも同じくらいあった。
それを活かせ たか活かせなかったかが如実に出た結果となった。
さらに首都大は先頭が出た回 には必ず得点しているが、農工大はそこから作ったチャンスをすべて潰してしま った。
これでリーグ戦も折り返し。反省材料は沢山出た。ここから再出発だ。

  ( 農工 : 3 勝 2 敗 0 分 )  【文 : 鈴木 亮太 (1年)】

第6戦 08/10/4(土) vs東京理科大 ○8-1 首都大G

     1234567計
東京農工大20100508
東京理科大00100001
 勝:平林   (農工大 1年)…2勝1敗0s 《今季》   
 敗:石井

 3塁打:(農) 村田

『雪辱を果たすコールドゲーム!!』

今季初戦で戦った理科大との第2回戦。
前回は終盤に投手陣が崩れての敗戦であったが、何としても2敗を守り抜きたい農工大はこの試合を落とすことは許されな い。
先発は平林で臨む。初回、農工大は2番橘田、3番村田の連続ヒットさらに四球で作った二死満塁の チャンスに6番長岐。
ここをレフト前に運び2点タイムリーとする。2-0
理科大の2回の攻撃、先頭5番永田にセンター前ヒットを許すと次打者は送りバン ト。
しかしピッチャー平林の2塁を狙った送球がそれ、無死1.2塁となる。
更に送 りバントをしてくるが、ピッチャーの逆を突きエラーを誘う。
無死満塁と最大の ピンチを迎えるが次打者の打球はピッチャー真正面。
ホームゲッツーとなり次打 者もしっかりと押さえこのピンチを無失点で切り抜ける。
3回、農工大は死球で出た4番吉川に6番長岐が続き1死2.3塁のチャンス。
そこに7 番鈴木がきっちりと犠牲フライを決め1点を追加する。3-0
その裏の理科大の攻撃で4番石井にタイムリーを許し1点を失うが農工大ペースの試合に変わりはない。3-1
試合が大きく動いたのが6回農工大の攻撃、先頭鈴木が四球で出塁すると
1死後9番東のショートへの当たりがエラーを誘いその間に1点を追加する。
更に一死1.3 塁のチャンスに3番村田の3塁打で2点を追加。
4番吉川、6番長岐にもタイムリーが出てこの回5点を追加する。8-1
その裏にはエラーと2四球でピンチを迎えるが下位打線をしっかりと押さえ今季初のコールドゲームでの勝利となった。
先発平林は終盤にやや四球が多くなったがピンチにも動じずに1失点にまとめた のは見事。
打線も内野の間を抜けるヒットが多く前回の反省がしっかりと活かされた形となった。
いい形で後半戦を始めることのできた農工大。このまま2敗を守るべく次の電通大戦、外語大戦の連戦も万全の態勢で戦うことができそうだ。

  ( 農工 : 4 勝 2 敗 0 分 )  【文 : 鈴木 亮太 (1年)】

第7戦 08/10/11(土) vs電気通信大 ×2-3 首都大G

     1234 56789 10 11 12  計
電気通信大0000 00002 0 0  1 3
東京農工大0000 20000 0 0  0 2
 勝:三宅   
 敗:東   (農工大 3年)…1勝2敗0s 《今季》

 2塁打:(通) 千葉・児玉   (農) 宮崎2・村田2

『まさかの逆転負け』

前回の対戦では内容的には完勝であった電通大との一戦。理科大戦に続いて負け られない勝負が続く。
先発は長岐で臨む。先発長岐は初回、エラーと四球で1死1.2塁のピンチを招くがここは三振とセンタ ーフライに切って取った。
これで波に乗った長岐はその後ランナーは出すものの切るべきところを切り凡打の山を築いていく。
農工大は3回ヒットで出た先頭平林に四球とワイルドピッチで無死2.3塁とするもののサインミスで3塁ランナーを殺してしまう。
その後後続も凡退し先制のチャン スを逃してしまう。
さらに農工大は4回、先頭村田のヒットに4番宮崎が続き四球もあり無死満塁のチャンスを作る。
しかし後続がショートゴロ、2者連続三振に倒れまたも先制機を活 かせない。
試合が動いたのは5回裏農工大の攻撃、1死から四球で出た中里を2塁において3番村田がタイムリー2塁打。
4番宮崎も2塁打で続きこの回2点を先制する。2-0
その後両チームチャンスを作れないまま9回を迎える。
9回電通大の攻撃であるが、長岐は先頭打者に四球を与えてしまい、さらにそのランナーをけん制悪送球で3塁に進めてしまう。
次打者の安藤にセンター前に運ば れ1点差に詰め寄られる。
犠牲バントとヒットで1死1.3塁としたところでピッチャーを東に代える。
しかし牽制球で2死とした後2塁打を打たれ土壇場でついには同点に追い付かれてしまう。2-2
延長戦に突入した農工大であるがチャンスを作っても1本が出ないもどかしい展開が続く。
12回には2塁打とバント2つで勝ち越しを許してしまいその裏も2死3塁のチャンスを作るもものにできず痛い延長戦を落としてしまった。
この試合では投手の我慢強い投球が非常に目立った。
その分打線がチャンスにあと1本が出なかったことが一番の反省材料だろう。
さらに9回まで0点に抑えていて油断していた部分があったのではないだろうか。
次の外語大戦では隙を見せない野球をしなければならない。

  ( 農工 : 4 勝 3 敗 0 分 )  【文 : 鈴木 亮太 (1年)】

第8戦 08/10/12(日) vs東京外語大 ×3-4 海洋大G

      12345678910  計
東京農工大 000101010 0  3
東京外語大 110000001 1x 4
 勝:真塩   
 敗:東   (農工大 3年)…1勝3敗0s 《今季》

 2塁打:(農) 村田・宮崎    (外) 小野・佐藤

『連日の逆転負け』

昨日の敗戦でもう1敗もできなくなった農工大。前回の対戦で完封勝利をおさめ た平林を先発に外語大戦に臨む。
初回外語大の攻撃、先頭五島にストレートの四球を与えると次の球で盗塁を決め られ
さらに送りバントでいきなり1死3塁のピンチを迎える。2死後に4番小池にラ イト前に運ばれ先制を許す。0-1
さらに2回外語大は四球にヒット2本を放ち1点を追加する。0-2
その後平林は立ち直り3~7回までノーヒットに抑える見事な投球を見せる。
農工大は3回までヒットの出ない苦しい攻撃が続いていたが4回、
先頭の4番宮崎が2塁打を放つと5番吉川がヒットでつなぎ1点を返す。
なおも1死2塁として7番田端がライト前にヒットを放つも2塁ランナーは本塁憤死。
この回ヒットを4本放ちながら1得点しか得られない。1-2
6回、農工大は四球とエラーで2死2.3塁として8番鈴木の打球がショートのエラー を誘い同点に追いつく。2-2
8回の農工大の攻撃、先頭村田が2塁打で出塁すると4番宮崎、5番吉川の連続犠牲 フライでついに勝ち越すことに成功する。3-2
しかし前日と同じく9回に悪夢が待っていた。先頭バッターにヒットを許し送り バントで1死2塁とされる。
ここでピッチャーを東に代えたが四球、ヒット、四球 と安定しないこれで同点とされると10回に2連続2塁打で力尽きた。3-4
前日と同じく9回に追いつかれ延長戦で負けるという最悪の2連敗となった。
2試 合ともヒット数では勝っているものの走塁ミスや判断ミスでチャンスをつぶすことが多かった。
これを大きな反省点として残り2試合を全力で戦っていくしかない 。

  ( 農工 : 4 勝 4 敗 0 分 )  【文 : 鈴木 亮太 (1年)】

第9戦 08/10/19(日) vs東京海洋大 ○14-4 海洋大G

     12345678 計
東京農工大22131005 14
東京海洋大10000201 4
 勝:今村   (農工大 2年)…1勝0敗0s 《今季》   
 S:長岐  (農工大 4年)…1勝0敗1s 《今季》
 敗:北藤

 2塁打:(農) 田端・竹内
 3塁打:(農) 宮崎    (海) 肥田・西川竜

『全員野球で完勝』

前日の試合で首都大が勝ったため3部リーグの首都大の優勝が決定した。
しかし 農工大は残った2試合を次の春のリーグ戦につながるような試合をしなければならない。
先発は今季初先発の今村で臨む。初回農工大の攻撃、先頭橘田が初球をレフト前に運ぶと中里はしっかりと送りバ ントを成功させる。
その後2死3塁として4番宮崎がライト前にタイムリーヒットを放ち先制に成功する。
さらに四球やエラーが絡みこの回2点を先制する。2-0
その裏の海洋大の攻撃、先頭箱崎がレフト前ヒットで出塁すると、送りバント、 ヒットで1死1.3塁のピンチを迎える。
ここで4番肥田の打球はショートへと転がりゲッツー崩れの間に1点を返される。2-1
2回農工大の攻撃は、先頭坂本が二塁手失策で出塁すると、送りバントの後2番中 里がセーフティーバント。
これで1死1.3塁とすると2死後に4番宮崎のレフト前ヒ ットで2点を追加する。4-1
3回農工大の攻撃、三塁手失策で出塁したランナーを2塁において9番坂本がタイ ムリーヒットを放ち1点を追加する。5-1
4回農工大の攻撃、2連続四球で出塁したランナーを6番田端がセンターオーバーの2塁打で2点を追加すると、
その後1死3塁となって8番川口にタイムリーヒットが 飛び出す。8-1
5回農工大の攻撃、2番中里が四球で出塁すると盗塁を決め2死2塁の場面。
4番宮 崎のこの試合2本目のタイムリーヒットで1点を追加する。9-1
5回までの登板となった先発今村であったが1回以外はランナーを出しても落ち着いたピッチングで、その後0点に抑えるナイスピッチングであった。
6回海洋大の攻撃、この回から登板した農工大長岐であるがその立ち上がりを攻 められる。
先頭バッターにヒットを許すと、次打者に3塁打を打たれてしまい、さらに暴投で2点を失う。
しかしここから立ち直り3者連続の内野ゴロに仕留めてとった。9-3
農工大は8回、先頭村田が失策で出塁すると四球と暴投でもらった無死2.3塁のチ ャンスに平林がタイムリーを放ち1点を追加。
途中出場の高橋にも今季初打席・初 ヒット・初タイムリーが飛び出し相手のミスにもつけ込んでこの回5点を追加する 。14-3
その裏には1点を失うが8回コールド勝ちで最終戦に弾みをつける勝利となった。
この試合では多くの選手が出場できチーム全体での気持ちのいい勝利となった。
今期の3部優勝はなくなったが優勝チームの首都大との最終戦に今季の有終の美を飾るべく気を抜かずに頑張っていきたい。

  ( 農工 : 5 勝 4 敗 0 分 )  【文 : 鈴木 亮太 (1年)】

最終戦 08/10/25(土) vs首都大学東京 ×5-10 首都大G

     123456789 計
東京農工大000000410 5
首都大東京02000800 × 10
 勝:幅舘
 敗:東   (農工大 3年)…1勝4敗0s 《今季》

 2塁打:(首) 青木・森山・渡辺・熊谷・建石

『今季最終戦。終盤に粘り』

3部優勝を決めた首都大学東京との今季最終戦。農工大の意地を見せるべく全力で勝ちに行く。先発は東で臨む。
初回首都大の攻撃、先発東は2番森山に2塁打を打たれ、さらに2四球を出すなど不安定な立ち上がりながらも、この回を無失点で切り抜ける。
すると2回農工大の攻撃、同じように二死から田端のヒットに2四球で満塁とするが、後続が続かない。その裏東は3四死球などで2点を失うがその後立ち直り5回までを投げ切った。
その間農工大はヒットを放った後にもらった四球のチャンスを全く活かせずにチャンスに凡打を重ねていった。2-0
6回投手を平林に代えたがこの回4安打に5四球を与えまさかの8点を奪われる。10-0
農工大は7回に2安打と5四死球でコールドを逃れるのがやっと。攻守に差を見せつけられての完敗であった。
これで春季リーグは終わるが来季に向けての課題が多く出た。
まだまだ精神的な部分でも弱いところが試合の中で多くみられていた。
春までの間にどれだけ鍛えられるか。来季こそは2部昇格を目指す。

  ( 農工 : 5 勝 5 敗 0 分 )  【文 : 鈴木 亮太 (1年)】

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